TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central
二足のわらじを履く池田勇太、奮起を誓う!
火曜日の選手会ミーティングでは、選手会長としての責務を果たした池田勇太 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(2013)(事前情報) 写真・鈴木健夫
TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(10月10~13日、岐阜県・TOSHIN GC Central C、7004ヤード、パー72)
先週のコカ・コーラ東海クラシックで、プロ入り後初めてとなる3戦連続予選落ちという憂き目を見た池田勇太。今季は前半から日本プロゴルフ選手権での背中痛などアクシデントが続き、なかなか成績を残せないでいる。
「一つ一つのかみ合わせの問題。今までがよかっただけで、成績が悪いというのは人生の中でも必ずあること」
とはいうものの、
「焦らないほうがおかしい。この順位は納得していない」
と、自身の出来には当然満足していない。
「このコースは初めてだけど、距離がないとはいえタイト。点で攻めていかなければいけないと思う。どの試合に出ても勝ちたいと思うし、それ以下はない」
と、今大会への意気込みを語った。
今季は選手会長としての仕事も多忙で、今大会期間中の火曜日に、選手会ミーティングを行ったことに話が及ぶと、
「2015年に向けて、出場資格の見直しなどを話し合いました。人数は少なかったが、今回で3回目だし、すでに1回目、2回目で皆には説明していて、さらに意見のある選手たちに集まってもらいました。今後その意見を集約して、JGTOと協議に入りたい」
とすぐさま会長の顔に変わり、会議の内容や今後の方向性について説明した。選手と選手会長の二足のわらじを履く池田にとって、厳しいシーズンになっていることは間違いないが、それをはねのけて今季初優勝を果たしてほしい。
文・石原健司