コカ・コーラ東海クラシック
宮里優作 今週はしぶとく!
2打差から初優勝を目指す宮里優作 コカ・コーラ東海クラシック(2013)(3日目) 写真・鈴木祥
コカ・コーラ東海クラシック(10月3~6日、愛知県・三好CC、7310ヤード、パー72)
2日間守った1位の座は明け渡したものの、トップに2打差で最終日を迎える宮里優作。
「18番でバーディを取ることができたのは大きいです。ただ、全体的に見るとティショットが安定せずに、ピンを狙うことができず苦しかったですね」
ただ、最終日をこの位置で迎えることには満足している。
「3日間、マネジメントができています。トップは6アンダーですが、3アンダーまで優勝のチャンスはあると思います。その中で自分も優勝を狙って頑張りたいです。コンパクトスイングを心がけてプレーしたいと思います」
宮里が18番で3メートルのバーディパットを決め、4アンダーになったのを受けて武藤がつぶやいた。
「優作もしぶとくなりましたね。大人になったかな」
それを伝え聞いた宮里は、
「2打差は、相手にいいプレーをされたら自分が苦しい立場になります。でも、今週の自分はしぶといですよ!」
9時50分スタートの武藤、宮里、冨山聡の最終組。歴代チャンピオンの武藤、ツアー初優勝を狙う宮里、冨山。見応え十分になりそうだ。
文・井上兼行