ANAオープンゴルフトーナメント
【プレーバック2005】深堀圭一郎がこん身のリカバリーショット!
深堀圭一郎 ANAオープンゴルフトーナメント(2005)(最終日)
3日目を終えて、深堀圭一郎、今野康晴、チャワリット・プラポールの3人が10アンダーで首位に並び、大混戦模様となった最終日。後半に入って今野がスコアを伸ばし、それに深堀がついていくという展開となった。
札幌GC輪厚Cの名物ホールでもある17番(パー5)、2打リードして迎えた今野のティショットはフェアウエー左のファーストカットへ。一方の深堀は右に曲げ、ラフに入れてしまう。2本の木が前方にそびえ立つという最悪の状況となったが、気合いを込めて打ったボールは木の間を抜けてフェアウエーに戻し、こん身のリカバリーショットを見せ、その勢いに乗ってバーディを奪取。今野は2打目で一度はフェアウエーウッドを手にして2オン狙いを考えたが、結局アイアンに持ち替えて安全策。このホールをパーで終え、この時点で2人は並走。18番もともにパーとし、プレーオフに突入する。
1ホール目、深堀は2打目をピン手前2メートルにつけるスーパーショット。今野も3.5メートルにつけたが、バーディパットを外してしまう。深堀は決めれば優勝となるバーディパットを沈め、大きくガッツポーズ。これまで永久シード選手(杉原輝雄、尾崎将司、中嶋常幸、倉本昌弘)しか成し遂げていない、同大会複数回優勝を果たした。
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