長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント

国内男子

丸山茂樹が松山英樹を好アシスト

松山英樹(左)の直談判で、丸山茂樹(右)との練習ラウンドが実現 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(2013)(事前情報) 写真・村上航
松山英樹(左)の直談判で、丸山茂樹(右)との練習ラウンドが実現 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(2013)(事前情報) 写真・村上航
 自分が達成できなかった夢だからこそ、後輩たちにはその夢への道をまい進してほしい。

 日本人初の米国本土での米男子ツアー優勝、同ツアー3勝、プレジデンツカップでのMVP、さらには全米オープン4位タイ、全英オープン5位タイなど、丸山茂樹は2000年以降、世界を相手に格闘してきた。しかしここ数年、ヒザのケガや左手親指の負傷などで、思うようなゴルフができなかった。特に今季は今大会がツアー初出場となる。その間、開幕戦の東建ホームメイトカップ、日本プロゴルフ選手権、全米オープンでテレビ中継の解説を務めた。そのとき、ほかの選手がプレーするのを見て、

「ああ、もう少しこうしたらいいのになあ」

 と思うことが多かったという。その代表が松山英樹だった。類まれな素質だけではなく、身長181センチという恵まれた体格を持っている。今年のプレジデンツカップで副キャプテンを務める丸山が、キャプテンのニック・プライスに自信を持って推薦できる選手だという。その松山から一緒にラウンドしてほしいというオファーがあった。

「断る理由はないし、自分が持っているすべてを教えてもいい。できれば彼にはボクの記録をすべて塗り変えてほしいよね」
丸山茂樹(右)は自分の持っているものを松山英樹(左)に伝授した 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(2013)(事前情報) 写真・村上航
丸山茂樹(右)は自分の持っているものを松山英樹(左)に伝授した 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(2013)(事前情報) 写真・村上航 【拡大】
 練習日に18ホールつきっきりでラウンドしたが、その中で印象的だったのが、グリーン手前の花道から20~30ヤードのアプローチをするときの考え方だ。

「洋芝のラフから打つと、意外にフライヤーがかからず、グリーンをショートすることが多い。当然、手前の花道からのアプローチが多くなる。それをいかに取りこぼさないように打つかが大切。単純なアプローチでもいかにボールをクリーンに打つかが大切だからね」

 松山の花道からのアプローチはスピンがかかったり、かからなかったりする。その原因はライの見極めにあると丸山はいう。

「スピンがかかるのは順目のときだけ。逆目や横からの目のときはスピンがかからないと考えたほうがいい。それが分かるだけで、ボールの落としどころも決まるし、距離感が合う。ゴルフが楽になるよ」

 逆にいえば、その知識がなくても結果を出してきた松山のポテンシャルの高さに驚くが、さらにステップアップする余裕は十分にある。

「まあ、今回のアドバイスは第一弾かな」

 丸山自らが果たせなかった夢、それはメジャー制覇にほかならない。松山の夢もメジャーで勝つことにある。そんな松山にとって、強力な援軍となったことは間違いない。

文・山西英希

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