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国内男子

松山英樹、衝撃の18番セカンドショット

松山英樹は全米オープンへ向け、弾みをつける2勝目となった ダイヤモンドカップゴルフ(2013)(最終日) 写真・村上航
松山英樹は全米オープンへ向け、弾みをつける2勝目となった ダイヤモンドカップゴルフ(2013)(最終日) 写真・村上航

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 松山 英樹 -1 -9
2T キム・ヒョンソン -1 -7
2T ブラッド・ケネディ -1 -7
2T S・J・パク E -7
5 谷口 徹 -1 -6
6T 片山 晋呉 E -5
6T 小平 智 +2 -5
6T 中嶋 常幸 +3 -5
9T 李 京勲 -2 -4
9T I・J・ジャン +1 -4
 太平洋からの冷たい強風がコースを覆い尽くした影響か、60台をマークした選手が一人もいなかった最終日。2位グループと1打差で最終18番(パー4)を迎えた松山英樹だが、ここでティショットを右ラフに入れてしまった。

 ピンまで残り180ヤード。アゲンストが強かったこともあり、距離感をつかみにくい状況だった。ここで、松山はある作戦を立てた。

「ピンをオーバーめに打ったほうが、上りのパットが残る。前日もそれでパーセーブしているし、同じ攻め方をしよう」

 確かにグリーン右のガケ下にさえ落とさなければ、パーセーブの確率は高い。しかし、松山が手にしたのはなんとピッチングウェッジだ。それでも放ったボールは、思惑どおりピン奥約17メートルのカラーでストップ。フライヤーを計算していたとはいえ、アゲンストだったことを考えると200ヤード近くあったわけだから、あらためて怪物ぶりを認識させる1打だった。

 結局、パターで打った3打目はピンを1・5メートルオーバーし、それをしっかりと沈めて優勝。こぶしを2回振り下ろすガッツポーズで喜びを表現した。

「日本プロの最終日、1番でパーパットを外したのは今でも後悔しています。今回は短いパーパットを外したこともあったけど、後悔するパットはなかったことが優勝につながったんだと思います」

 ショットのミスで何度も崩れかけながら、要所でのパットを沈めることで18ホールをアンダーパーでまとめることができた。それを成長として感じたからこそ、今回の優勝を素直にうれしいと思った松山。プロデビュー5試合目にして2勝を挙げたが、ツアー制度施行後、新人の複数回優勝はない。

「2回勝ったことの喜びよりも、2回勝てなかったことの悔しさのほうがあります」

 といい切る松山。ジャンボ尾崎のいうとおり、国内では敵なしの強さをあらためて周囲に印象づけた。次戦は6月13~16日に米国ペンシルベニア州のメリオンGCで開催される全米オープンだ。

「予選を通過して、日本にいい報告ができたらいいなと思います」

 と控え目だが、当然、上位を狙うつもりだ。

文・山西英希

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