中日クラウンズ

国内男子

16番で見せた松山英樹の攻撃モード

「チャンスがあったので今日は勝ちたかったです」(松山)
「チャンスがあったので今日は勝ちたかったです」(松山)

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 松村 道央 -3 -2
2 松山 英樹 -3 -1
3T 片山 晋呉 +3 +2
3T スティーブン・コンラン E +2
5T 武藤 俊憲 -3 +3
5T 山下 和宏 -1 +3
7T 近藤 智弘 -2 +4
7T S・K・ホ E +4
9T 趙 珉珪 -2 +5
9T 李 京勲 -3 +5

2週連続優勝はならなかったが、松山英樹が中日クラウンズを最後まで盛り上げた。

「スタート前は追いつくことだけを考えていました」 という松山。12番パー4までに3つ伸ばし、この時点で首位の松村道央と並んだ。しかし、13番パー3でボギーとし、15番パー5でバーディを逃した。松村との差が縮まらないことから、16番パー4で勝負に出た。

376ヤードの16番は、90度に曲がる左ドッグレッグ。林の上を超えて直線的に狙えば、ドライバーでグリーンをとらえることも可能だ。

しかし、グリーンは7つのガードバンカーに囲まれ、普通にショットできる状態にあればいいが、打ちにくい場所に止まる可能性もあり、ハイリスクハイリターンの作戦である。この3日間、松山はレイアップしていたが、練習ラウンドでも試していないドライバーを握った。

「最初は刻もうと思っていましたが、風向きが打ちやすいと思ったし、3日間とも2打目がグリーンに乗らなかったので、ドライバーを選択しましました。グリーン周りのガードバンカーに入ってくれればいいと思っていました」

このとき、キャディの進藤大典さんは刻むことを勧めたが、バーディを取るためにと進藤さんを説得した。ドライバーショットは右手前のガードバンカーに入った。そこから2.5メートルに寄せて、狙いどおりバーディを奪った。

17番パー3で3パットのボギーとし、18番パー4は2打目を上6メートルにつけた。下りの難しいスネークラインだったが、

「少し弱いかなと思ったけど、声援が後押ししてくれました」

とジャストイン。バーディフィニッシュで松村に1打差でホールアウトした。

松村がボギーを打てばプレーオフという状況になり、松村の最終ホールのプレーの注目度を上げ、大会を盛り上げたといえるだろう。

「悔しいです。昨日のミスが最後まで響きましたね」 惜しくも1打届かず2位に終わったが、プロ転向3連戦は10位タイ、優勝、2位。

「思ったよりうまくできています。でも、チャンスがあったので今日は勝ちたかったです」

と3連戦を振り返った。

結局1打届かなかったが、16番で見せたバーディを取るため、勝利を得るための『攻撃モード』を持っていることを証明した試合だった。

文・小高拓、写真・村上航

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