東建ホームメイトカップ

国内男子

あきらめなかった塚田好宣「プロは出不精になったらダメ」

「プロは出不精になったらダメ」
「プロは出不精になったらダメ」

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 塚田 好宣 -2 -9
2T 小田 孔明 E -5
2T 上井 邦裕 +3 -5
4T 藤田 寛之 -4 -4
4T 谷口 徹 -3 -4
4T I・J・ジャン +1 -4
7T ブレンダン・ジョーンズ -3 -3
7T S・K・ホ -3 -3
7T S・J・パク +2 -3
10T 松山 英樹 -5 -2

最終日、首位と1打差の単独2位でのスタートした塚田好宣。思い出されるのは昨年のサン・クロレラクラシックだ。単独首位でスタートするも、逆転されて2位タイ。

「あのときは自分にプレッシャーをかけないよう、優勝をあまり意識していませんでした。でも、今回はプレッシャーがかかろうが何しようが、『勝ちたい!』と心から思ってスタートすることができました。これも成長でしょう」

朝から強い北風が吹いていたが、塚田はチャンスだと思った。

「風ならスコアはそう伸びません。風が得意というわけではありませんが、私はこれまでいろんな経験をしてきました。経験上、スコアを落とさずにプレーできれば、優勝争いに加わられると思ったのです」

東海大学1年生時に中退し、米国でゴルフがしたいとニューメキシコ陸軍士官学校へ入学。授業が終わった午後はコースでラウンドできたが、そこも風が強かった。加えて、“プロなら出られる試合は全部出る”というスタイルで、日本で試合がないときはアジアの試合を転戦している。今大会前も、5週間東南アジアを回ってきたばかりだ。

あまりの気温差に火曜に体調を崩し、試合前日の水曜は発熱。初日はスタート前に練習に行けず、打ったティショットは左OBのトリプルボギースタート。しかし、3日目に63を出してトップと1打差につけると、強風の中ショットを決めて69。逆転でプロ20年目の初優勝を飾った。

「プロは、出無精になったらダメ。ゴルフが好きだから、いろんなところでプレーしたいんです。ただ、日本ツアーのシード権を落とした当時は、金銭面でも精神面でも本当にきつかったです。『どうしたらいいのだろう』と思う日々でした。もちろん、優勝は目標でしたが、よくここまで諦めずに来られました」

43歳という年齢は、藤田寛之、そしてマスターズでプレーオフの末に敗れたがアンヘル・カブレラと同い年だ。

「43歳は枯れる年ではありません。確かに、20年もやっていると体力面より精神面で疲れが出ますね。でも、カブレラだってブンブン振り回していますし、藤田も賞金王になりました。1勝することができた瞬間、次に思ったのは『次の目標を何にしようか』ということ。まだまだこれからですよ」

昨年、藤田寛之、谷口徹の40代コンビが活躍した。その仲間入りした塚田の次なる目標は、04、08年に出場した全英オープンに再び出場すること。今回の優勝で、全英オープン予選ランキング(~全英への道~ミズノオープンまでの獲得賞金で有資格者を除く上位2人)1位。43歳は進化し続ける。

文・井上兼行、写真・鈴木祥

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