AT&T選手権
M・アレンが猛チャージで逆転、今季2勝目!
M・アレンが逆転し、今季2勝目を挙げる AT&T選手権(2014)(最終日) 写真・Getty Images
AT&T選手権(10月24~26日、米国テキサス州・TPCサンアントニオAT&TキャニオンズC、6932ヤード、パー72)
終盤の怒涛のバーディラッシュで逆転! 通算15アンダーで回ったマイケル・アレンが初日、2日目と首位に立っていたマルコ・ドーソンを抜き去り、今季2勝目を挙げた。
「15アンダーになることを目標にしてスタートしました。自分が思っているよりももう少し早くそのスコアに到達できると思っていた。後半のどこかで15アンダーになりたいと思っていましたので、最終的にとてもよかったです」
9アンダーでスタートしたアレンは、出だし2ホールで連続バーディを奪う幸先のいいスタートを切ったが、本人の言葉どおりそこからなかなかスコアを伸ばすことができなかった。前半は2アンダーのまま終了。
後半に入ってもなかなかスコアを伸ばすことができず、12番のバーディでスコアを一つ伸ばしたのみ。ところが、上がり4ホールで2連続バーディ、パー、そしてバーディとし、6アンダーの通算15アンダーをマーク。目標のスコアに到達し、優勝も手にした。
「気分は最高です。スコッチ(ウィスキー)が飲みたいですね。優勝できてよかった。今年、私は2勝しました。多くの選手が私をやっつけようとしていましたが、このスコアで優勝できたのはとてもよかった」
続く、通算13アンダーの2位はドーソンで、同12アンダーの3位はウッディー・オースティン。
なお、年間王者を決めるチャールズ・シュワブカップポイントでは、最終戦を待たずにベルンハルト・ランガーが3836ポイントをマークし、今季のシーズンチャンピオンを決めた。
文・秋山義和