プロ転向した山口すず夏、五輪の先に見据える目標は?

 1月17日に都内でプロ転向を表明した山口すず夏。
 安田裕香、吉田優利らと同じ、いわゆる“プラチナ世代”だが、同世代の選手たちに先んじてプロ転向したのは、ひとえに東京五輪出場を見据えてのこと。本人も「次の五輪が東京でなければ、また違った選択をしていたかもしれない」と語っている。
 見事昨年の米女子ツアーQTを突破し、出場権を確保したものの、現状において出られる試合数は10試合前後の見込み。そんな厳しい状況の中で世界ランキングを上げていくのは容易ではないはずだ。しかし、中学3年で全米女子オープンに出場し高校3年で米ツアーQT突破と、いつも周囲を驚かせてきた彼女のこと、もしかしたら困難な状況を跳ね返し、東京五輪の枠に滑り込めるかもしれない。昨年12月のインタビューではこんな目論見を語っていた。
「去年の同じくらいの順位の人でいうと、11試合くらいだと思うんですけど、あとはリランキングで上位に行って、次も出られるように。シメトラツアーは全部出られるので、スケジュールを見て出られるものは出ようと思ってます。ロレックスランキングで300位以内に入れば、日本の試合にも出られるので、推薦がもらえたら出るかもしれないです」
 そして来季の目標を問われると「難しいとは思うんですけど」と前置きしつつ、ずばり「優勝」といい切った。
「上位に行って、争えるようにしたいですね。畑岡(奈紗)さんは今は雲の上の存在ですけど、少しでも早く追いついて一緒に優勝争いできたらいいなと思います」
 短期的な目標を今シーズン中の初優勝に据える山口。では、中長期の目標はと問うと、五輪出場以外にも大きな野望を口にした。
「アメリカでずっとやりたいとは思いますけど、とりあえずオリンピックに出たくてアメリカに挑戦したというのが一番大きいので、それに向かって頑張って。小さい頃からアメリカでプレーして世界ランキング1位になりたいというのが目標だったので、それは達成したいと思います」
 さらに最も勝ちたい試合はやはり思い入れの深いあの大会だ。
「あとはやっぱり全米女子オープンで勝ちたいです。メジャーの中でも一番という感じがします。それにやっぱり中3で出ているので。それに出てアメリカでやりたいと強く思ったりもしたので、そこでまた戦いたいなと思いました」
 やはり、大舞台に立つのが早ければ早いほど大志を抱く若者に成長するものなのだろうか。

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