
先月末から「Clubhouse(クラブハウス)」なる言葉がメディアで話題となっている。フェイスブックやインスタグラムといったSNSアプリの一種で、音声のみによってリアルタイムで相互に会話ができるサービスだ。
例えば会員登録している人物(主催者)が「好きなプロゴルファー」という会話の部屋(roomという)を立ち上げたとすると、主催者は何人でも一緒に会話を楽しむ人をroomに招き入れることができ、時には10人以上の人が一つの部屋に集っているかのように会話を楽しむこともある。それが同好の士が集う「クラブハウス」内での会話さながらのため、このネーミングとなっているわけだが、招かれていない人たちも自由にその会話を聞くことができる点が人気なのだ。
今、このClubhouseでroomを主催したり参加して、普段はなかなか聞けない話をしているプロゴルファーやティーチングプロ、プロキャディが増えている。そこではツアー、スイング、マネージメント、メンタルなどゴルフに関する話題からプライベートまで、幅広い話題が語られている。聞いているだけでもいろいろなヒントが得られたり、人となりが理解できるうえ、聞いている人も時に主宰者にroomに招かれて会話をするチャンスもある。
編集部が簡単に確認しただけでも、小平智が米ツアー参戦の合間に現地から参加し、そこに妻である古閑美保、藤本麻子らが加わって一つのroomが形成されていたし、三浦桃香、堀琴音ら気になるプロも近況を話したり、内藤雄士、森守洋、三觜喜一らティーチングプロがスイングの話をしたり一般アマチュアの質問に答えているroomも見かけられた。あるときは、松山英樹のコーチに就いたばかりの目澤秀憲が松山に帯同している最中に少しだけ参加したりと、サプライズがあるのも楽しい。
Clubhouseを開始するには、まずアプリをダウンロードして本名での登録が必要(18歳以上)だが、roomの会話を聞けるようになるにはClubhouseに入っている人から「招待」を受ける必要がある。またroom内での会話の記録は録音・メモとも禁止。どうしても記録したい場合は全員に書面で許可を取る必要があり、あくまでも「room内での内輪の話」ということを大切にしている。
現在のClubhouseは英語によるβ版というテスト段階のアプリとなっていて、ダウンロードできるのもiOS搭載機器(iPhoneなど)だけで、Android版は開発中とのことだ。
ツアー会場からリアルタイムでプロの様子を伝えるなど、組織単位でのファンサービスも可能で、今後どれだけ広まるか注目されている。自分が関心を持っている話題をラジオ気分で聞けるこのアプリ。興味のある人は、まずはアプリをダウンロードして、招待を待とう。
(本誌・中澤浩治)
例えば会員登録している人物(主催者)が「好きなプロゴルファー」という会話の部屋(roomという)を立ち上げたとすると、主催者は何人でも一緒に会話を楽しむ人をroomに招き入れることができ、時には10人以上の人が一つの部屋に集っているかのように会話を楽しむこともある。それが同好の士が集う「クラブハウス」内での会話さながらのため、このネーミングとなっているわけだが、招かれていない人たちも自由にその会話を聞くことができる点が人気なのだ。
今、このClubhouseでroomを主催したり参加して、普段はなかなか聞けない話をしているプロゴルファーやティーチングプロ、プロキャディが増えている。そこではツアー、スイング、マネージメント、メンタルなどゴルフに関する話題からプライベートまで、幅広い話題が語られている。聞いているだけでもいろいろなヒントが得られたり、人となりが理解できるうえ、聞いている人も時に主宰者にroomに招かれて会話をするチャンスもある。
編集部が簡単に確認しただけでも、小平智が米ツアー参戦の合間に現地から参加し、そこに妻である古閑美保、藤本麻子らが加わって一つのroomが形成されていたし、三浦桃香、堀琴音ら気になるプロも近況を話したり、内藤雄士、森守洋、三觜喜一らティーチングプロがスイングの話をしたり一般アマチュアの質問に答えているroomも見かけられた。あるときは、松山英樹のコーチに就いたばかりの目澤秀憲が松山に帯同している最中に少しだけ参加したりと、サプライズがあるのも楽しい。
Clubhouseを開始するには、まずアプリをダウンロードして本名での登録が必要(18歳以上)だが、roomの会話を聞けるようになるにはClubhouseに入っている人から「招待」を受ける必要がある。またroom内での会話の記録は録音・メモとも禁止。どうしても記録したい場合は全員に書面で許可を取る必要があり、あくまでも「room内での内輪の話」ということを大切にしている。
現在のClubhouseは英語によるβ版というテスト段階のアプリとなっていて、ダウンロードできるのもiOS搭載機器(iPhoneなど)だけで、Android版は開発中とのことだ。
ツアー会場からリアルタイムでプロの様子を伝えるなど、組織単位でのファンサービスも可能で、今後どれだけ広まるか注目されている。自分が関心を持っている話題をラジオ気分で聞けるこのアプリ。興味のある人は、まずはアプリをダウンロードして、招待を待とう。
(本誌・中澤浩治)