GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第13回 金谷拓実④

「どのような状況でも1打1打諦めずにプレー…スイングはテンポを重視!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
今回は、第13回のゲスト・金谷拓実の4回目のトーク。今回はプロになってからの気持ちを語ってくれました。

初賞金は、口座を見ながら「いつ入ってくるんだろう」と楽しみにしていました (金谷)

深堀 拓実は、2019年に世界アマチュアランキング1位になってから、長い間その座を守っていたのが凄い。しかも『マーク・マコーマックメダル』(世界ナンバーワンアマチュア選手の称号)も受賞している。あれは日本人初だよね。プロゴルファーに向けての後押しにもなった?

金谷 自信にはなりました。

深堀 本当に過大評価しないよね。「オレ世界ランク1位」なども言わない感じ(笑)。

金谷 人には言いません(笑)。

深堀 拓実がプロに転向したのは、2020年の10月だったよね。デビュー戦は『日本オープン』で、通算1アンダーの7位でフィニッシュ。初賞金は気になった?

金谷 はい、口座を見ながら「いつ入ってくるんだろう」と楽しみにしていました(笑)。入金された時は「こんなに貰えるんだ」とビックリしましたね。

深堀 拓実はショートゲームが上手いと思うし、ショットのクオリティも高い。そのなかで、JGAナショナルチームのヘッドコーチ、ガレス・ジョーンズさんは「課題があるとすれば飛距離。PGAに挑戦するなら10ヤード伸ばしたい」と言っていた…。とはいえ「飛距離を伸ばすために力をつけ過ぎるとバランスが悪くなる可能性」もある。拓実は、飛距離と自分のプレースタイルのバランスをどう考えているの?

金谷 ジョーンズコーチからは「パトリック・カントレー選手(2020年『ZoZoチャンピオンシップ』の優勝者)もプロとしては飛ばない選手だったけど、PGAの世界に挑戦し続けて飛距離を手に入れた」と……。やはり「強いフィールドで揉まれることが大切」と感じました。


プロに転向して、少しでも早く優勝したかったんです (金谷)

深堀 プロデビュー戦が7位で、その後に出場したのが『三井住友VISA太平洋マスターズ』だったよね。この大会は、前年にアマチュアで参戦して優勝…でも結果は5位。悔しさはあった?

金谷 そうですね。優勝したい気持ちが強かったです。

深堀 そして迎えた『ダンロップフェニックストーナメント2020』で、石坂友宏選手とのルーキー対決を制しプロ初勝利を挙げた。最終日は、どんな気持ちでプレーしていたの?

金谷 優勝を目指してプレーしていました。必死に食らい付いていった感じです。

深堀 首位だった友宏が、良いペースで頑張っていた。確か3打差ぐらいまで離れた時もあったよね。それでも、拓実は最後まで諦めずに、自分を信じてプレーオフまで追い付いた。

金谷 プレーオフでは、1ホール目から「バーディを獲る気持ち」でした。プロに転向して、少しでも早く優勝したかったので…。

深堀 プレーオフにおける成績はどうなの?

金谷 アマチュアの頃に、数多く経験しています。勝率は50%ぐらいだと思います。


拓実は、調子が悪い時でも沈み具合が小さく感じるね (深堀)

深堀 拓実の場合は、調子が悪い時でも沈み具合が小さく感じる。悪くなり始めた時に、調子を上げるために実践することはある?

金谷 技術面では特別ありませんが「どのような状況でも1打1打諦めずにプレーすること」を常に心掛けています。

深堀 スイングのバランスが崩れにくいように見えるけど、何か自分なりのテーマは持っている?

金谷 テンポですね。試合で緊張してくると早くなるため、ゆっくり保つことを意識してスイングしています。

深堀 プロ初優勝を挙げて『ゴルフ日本シリーズJTカップ』へ参戦したけど、東京よみうりカントリークラブはどうだった?

金谷 難しかったです。グリーンの傾斜も凄いですし、コースも狭くて……。風向きが急に変わる点も苦労しました。なかでも、18番ホールのグリーンは「あんなにボールが止まらないのか」と驚きましたね。凄く曲がるし、上からではグリーンの外に出ちゃうかも……みたいな(笑)。

深堀 珍しく、あの時はショットが良くなかったんだよね?

金谷 左に行くことが多くて、修正できずに4日間が終わってしまいました。

深堀 2020年の最終戦の結果は5位だったけど、プロに転向して合計4試合戦ってどう感じた?

金谷 優勝もありますし、他の試合でも上位でプレーできたので、良い1年だったと思います。

深堀 プロ意識も少しずつ出てくる感じかもね。
次回も引き続き拓実に、正確なパッティングの秘訣、さらに同世代のライバルのことや今後の目標などを聞いていきます。


~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・金谷拓実/かなや・たくみ
1998年5月23日生まれ、広島県出身。17歳の時に『日本アマ』を史上最年少で制覇。その後、東北福祉大学へ進み、2018年に『アジア・パシフィックアマ』を制して『マスターズ』と『全英オープン』の出場権を獲得。2019年の『三井住友VISA太平洋マスターズ』で史上4人目のアマチュア優勝を果たした。2020年10月にプロへ転向。同年の『ダンロップフェニックス』でプロ初勝利を挙げている。

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