GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第13回 金谷拓実③

「大学時代は身体を大きくするために1日5食…アマチュアでツアー優勝の快挙も達成!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第13回のゲスト、金谷拓実の3回目のトークは、東北福祉大学時代の話についてです。

ジョーンズコーチから当たり前のことを「実践する大切さ」を教わりました (金谷)

深堀 拓実は、大学2年生の時に『アジア・パシフィックアマチュア選手権』で優勝しているよね。

金谷 はい、前月にはチーム戦の『世界アマチュア選手権』があったのですが、個人の部で2位に入賞できて自信がつきました。当時は、ナショナルチームのガレス・ジョーンズコーチから「試合前の準備が大切」と言われて、傾斜計で「グリーン上の傾斜がない部分」も計ったり、方角などもチェックしました。そんな当たり前のことを「実践する大切さ」を教わりましたね。実際に、今も試合より練習ラウンドの方が疲れるぐらい、色々な部分をチェックしています(笑)。

深堀 2019年に『マスターズ』への出場が決まってから、自分の中で変わったことはある?

金谷 『マスターズ』だから「何かを変えること」はありませんでした。自分を可能な限り磨き続けて良い結果を残せれば「次に繋がる」とは思っていましたけど……。

深堀 伊澤利光さんが、オーガスタの1番ティは「人が目前過ぎて超緊張する!」と言っていたんだけど、拓実はどうだった?

金谷 凄く緊張しました! 右ドッグレッグのホールなので「右側でアドレスする」と決めていたのに、血迷って左側にティアップしちゃいましたから(笑)。案の定、左に曲げたんですけど…。

深堀 晋呉(片山選手)も1番は手が震えて「ティにボールが乗るか心配だった」と言っていたな……。

自分ができて、他の選手ができないことがある。それを実践するようにしている (金谷)

深堀 拓実は日本に戻ってからも、国内ツアーに出場しているよね。『マスターズ』を経験したことで「日本で優勝して再びオーガスタに立ちたい」と思うようになった?

金谷 はい、日本のツアーで「優勝したい」と思うようになりました。『マスターズ』にも、もう一度戻りたい気持ちがありますね。

深堀 2019年の『三井住友VISA太平洋マスターズ』で、見事に競り合いを制して逆転優勝したよね。アマチュア選手としては、倉本昌弘さん、遼(石川選手)、英樹(松山選手)に続く4人目の快挙で本当に凄い。最終ホール、18番、パー5でイーグルを奪ったパッティング……。あれが入るのは実力と運を持ち合せている証拠。自分自身は、どんな風に変わってきたと思う?

金谷 背伸びをしなくなりました。以前は、プロの選手が上手いので「試合中に凄いな」と思い、自分のプレーに集中できないことが多かったんです。優勝する前年に、同じ『三井住友VISA太平洋マスターズ』へ出場した時もそうでした。松山英樹さんと同組だったのですが、少しフォローとはいえ3番ウッドで打って、320ヤード地点の木に当てたんですね。思わず「なんじゃそりゃ!」と(笑)。自分は試合に集中しないとダメなのに「世界と戦うには飛距離が必要だな」みたいに思い始めて、全然プレーに集中できなくなった経験があります。やはり、それではダメだなと……。僕には、320ヤード飛ばすのは無理ですが「自分ができること」で「他の選手ができないこと」もあると思うので。次のショットで「どうすべきか」を考えて「自分ができること」を実践するようになりました。


練習も試合と同じ感覚で、緊張感を持って行う必要があるよね (深堀)

深堀 深堀 拓実は大学1年~2年ぐらいの頃に、一気に身体が大きくなったよね。

金谷 はい、入学した当初は体重が凄く軽かったので、監督からも「ご飯を食べて、トレーニングしろ!」と言われたんです。当時は1日5食で、体重が10㎏ぐらい増えました。今も体重は増加傾向なので「それをスピードに変えていきたい」と思っています。

深堀 2020年はコロナ禍で、色々大変だったと思うけど……。

金谷 試合が「いつ始まるか」分からなかったので、とにかく再開までに「力を蓄えて臨みたい」と考えていましたね。

深堀 9月に開催された『フジサンケイクラシック』は、久し振りの競技になったよね?

金谷 そうですね。試合があることが凄くうれしくて、ワクワクしながら4日間プレーしました。

深堀 自分のマインドに対しての練習方法はあったりするの?

金谷 プレッシャーのかかる場面でパッティングをすることですね。練習でも「連続で入れるまで終わらない」と決めています。ルーティーンなども、しっかり練習から実践することが大切だと思います。

深堀 練習も試合と同じ感覚で、緊張感を持って行う必要があるよね。
次回も引き続き拓実に、プロ転向など激動の2020年を振り返ってもらいます。



~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・金谷拓実/かなや・たくみ
1998年5月23日生まれ、広島県出身。17歳の時に『日本アマ』を史上最年少で制覇。その後、東北福祉大学へ進み、2018年に『アジア・パシフィックアマ』を制して『マスターズ』と『全英オープン』の出場権を獲得。2019年の『三井住友VISA太平洋マスターズ』で史上4人目のアマチュア優勝を果たした。2020年10月にプロへ転向。同年の『ダンロップフェニックス』でプロ初勝利を挙げている。

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