
2020年は例年になく日本男子ツアーで大学に通うアマチュアの活躍が目立った。日本オープンでは2日目を終了して河本力(日体大3年)が単独首位に立ち、最終的に杉原大河(東北福祉大3年)とともに5位タイでローアマチュアを分け合った。また、三井住友VISA太平洋マスターズでも中島啓太(日体大2年)が優勝争いの末に3位。いずれも女子ツアーのプラチナ世代と同世代の若さだ。
なぜ、これほどまでにアマチュアが活躍できたのか。ジュニアゴルフに明るいツアープロコーチの井上透は、こう分析する。
「例年、プロは春からツアーのタフなセッティングや高速グリーンで毎週戦って、感覚が研ぎ澄まされたところで日本オープンを迎えます。しかし、20年は新型コロナウイルスで試合中止が続いた。そうすると例年タフなセッティングでの経験が少ないまま日本オープンに挑むアマチュアとの間にあった“感覚差”がなくなり、もともと技術力があるトップレベルのアマチュアにチャンスが生まれたのだと思います」
また、日本オープンでラウンドリポーターをしていた田中泰二郎は「大学生も日本学生や日本アマなどが中止となり、目標が日本オープンの一点集中になったことがあるでしょう。さらに、金谷拓実選手がアマチュアでツアー優勝したりして、大学生たちは『自分にもできる!』と思っているのでしょう」と、相乗効果を理由に挙げる。
なぜ、これほどまでにアマチュアが活躍できたのか。ジュニアゴルフに明るいツアープロコーチの井上透は、こう分析する。
「例年、プロは春からツアーのタフなセッティングや高速グリーンで毎週戦って、感覚が研ぎ澄まされたところで日本オープンを迎えます。しかし、20年は新型コロナウイルスで試合中止が続いた。そうすると例年タフなセッティングでの経験が少ないまま日本オープンに挑むアマチュアとの間にあった“感覚差”がなくなり、もともと技術力があるトップレベルのアマチュアにチャンスが生まれたのだと思います」
また、日本オープンでラウンドリポーターをしていた田中泰二郎は「大学生も日本学生や日本アマなどが中止となり、目標が日本オープンの一点集中になったことがあるでしょう。さらに、金谷拓実選手がアマチュアでツアー優勝したりして、大学生たちは『自分にもできる!』と思っているのでしょう」と、相乗効果を理由に挙げる。