
テーラーメイドとキャロウェイ。この人気メーカー2社は例年1月に新しいクラブの発表をすることが多いが、その前にニューモデルの姿が徐々に見えてきた。
テーラーメイドのニューモデルは〈SIM2〉。今月中旬にはR&Aの公認リストに〈SIM2〉と〈SIM2 MAX〉の2機種が登録された。このモノクロの画像と、真偽は不明だがユーチューブや一部のSNSにあった画像を基に、その印象を二人のギア賢人に聞いてみた。
令和の試打職人、本誌ギア企画にもたびたび登場している石井良介は画像を見て、こう語った。
「SIM2は、大きな変化は可動式のウェートがなくなったこと。ソールにレールを作ると、かなり重量を取られるので、そこを簡素化して余剰重量をつくるようにしたのでしょう。あとソールがすべてカーボンに見えますが、これも同じく余剰重量をつくるためでしょうか。内部にどう重量が配置されているのか気になりますね。あとヘッド後方の“フォージドアルミニウム”の文字も気になる。前作よりも低スピンで大慣性モーメントなヘッドになった印象です」(石井)
同じくSIM2をクラフトマンでもある本誌連載「ギア ダーウィン研究所」の峯明弘氏は、こう語った。
「気になるところは多々ありますが、ソールから見たヒールの立ち上がり方が2017年の〈M2〉っぽいですね。このモデルは今でも人気で、多くの人に愛されたクラブ。〈SIM〉は少し難しいクラブだったので、こちらのほうが使える人は多い印象です」(峯氏)
ツイストフェースやスピードポケット、イナーシャジェネレーターなど〈SIM〉から継続された機能は多いもよう。やはり気になるのはフォージドアルミニウムという素材と、なくなった可働式ウェートか。二人のコメントを総合すると、〈SIM〉よりも寛容性が上がったのは間違いなさそうだ。
テーラーメイドのニューモデルは〈SIM2〉。今月中旬にはR&Aの公認リストに〈SIM2〉と〈SIM2 MAX〉の2機種が登録された。このモノクロの画像と、真偽は不明だがユーチューブや一部のSNSにあった画像を基に、その印象を二人のギア賢人に聞いてみた。
令和の試打職人、本誌ギア企画にもたびたび登場している石井良介は画像を見て、こう語った。
「SIM2は、大きな変化は可動式のウェートがなくなったこと。ソールにレールを作ると、かなり重量を取られるので、そこを簡素化して余剰重量をつくるようにしたのでしょう。あとソールがすべてカーボンに見えますが、これも同じく余剰重量をつくるためでしょうか。内部にどう重量が配置されているのか気になりますね。あとヘッド後方の“フォージドアルミニウム”の文字も気になる。前作よりも低スピンで大慣性モーメントなヘッドになった印象です」(石井)
同じくSIM2をクラフトマンでもある本誌連載「ギア ダーウィン研究所」の峯明弘氏は、こう語った。
「気になるところは多々ありますが、ソールから見たヒールの立ち上がり方が2017年の〈M2〉っぽいですね。このモデルは今でも人気で、多くの人に愛されたクラブ。〈SIM〉は少し難しいクラブだったので、こちらのほうが使える人は多い印象です」(峯氏)
ツイストフェースやスピードポケット、イナーシャジェネレーターなど〈SIM〉から継続された機能は多いもよう。やはり気になるのはフォージドアルミニウムという素材と、なくなった可働式ウェートか。二人のコメントを総合すると、〈SIM〉よりも寛容性が上がったのは間違いなさそうだ。