今季初のメジャー、全米プロがいよいよ今週開催 注目はタイガーを軸に、ラーム、モリカワ……?

メモリアルでは精彩を欠いたが、やはり話題の中心はこの人(写真・Getty Images)
メモリアルでは精彩を欠いたが、やはり話題の中心はこの人(写真・Getty Images) 【拡大】
今週は男女通じて今季初のメジャー大会、全米プロ選手権がサンフランシスコのTPCハーディングパークで開催される。

サンフランシスコはパンデミックの中心地だっただけに開催も危ぶまれたが、無観客試合で決行。7月24日には、ホワイトハウスがツアーに出場する選手、キャディ、トレーナーらの米国入国後の自主隔離の規制を解除し、海外から参戦のハードルが下がった。

最大の注目はやはりタイガー・ウッズ。「メジャーとプレーオフに照準を合わせる」と、前週のWGC‐フェデックス・セントジュード招待も欠場し、「万全な準備」とコメント。6月のツアー再開後に1試合だけ出場したメモリアルトーナメントではショットもまだまだ日替わり、グリーン上でも苦戦を強いられたから、最終調整が必要だったのだろう。

現在好調な顔ぶれを見ると、メジャー初制覇を狙う面々が並んでいる。まずはメモリアルに勝って世界ランキング1位となったジョン・ラーム。体重を9キロ増やして350ヤードを飛ばすブライソン・デシャンボーも、ツアー6勝ながらもメジャーは未勝利。6月のワークデイチャリティオープンで2勝目を挙げたコリン・モリカワもメジャー勝利を目指す一人だ。

一方、再開後ローリー・マキロイが優勝争いに絡めず、ブルックス・ケプカの不振も気になるところだ。また海外勢のうちツアー再開後すぐの渡米には二の足を踏んでいた面々も始動。オーストラリアのアダム・スコット、英国のトミー・フリートウッド、イタリアのフランチェスコ・モリナリは数週間前に渡米し、準備を進めてきた。その一方で英国のリー・ウエストウッドらは「今の米国は安全ではない」と、渡米を見合わせたから、感じ方は選手それぞれだ。

日本勢にとっても同じで、5年ぶりのメジャー出場となる石川遼は規制が緩和される前に渡米。ロサンゼルス郊外で着々と準備を進めた。「アメリカの硬いグリーンに対応するため」と、ウェッジを4本入れて「100~120ヤードは大切な距離。自分の強みにしたい」と張り切る一方で、今平周吾は「隔離もあるので調整が難しい」と、規制解除の前に早々と欠場を決めていた。

6月からツアー復帰している松山英樹は、メモリアルで調子を崩したショットがどこまで復調できるか。ゴルフ界にとって1年ぶりのメジャー大会はやっぱり見どころ満載だ。

(在米ゴルフジャーナリスト・武川玲子)
※週刊パーゴルフ2020年8月18・25日合併号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2020年8月18・25日合併号(8月4日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●AIG女子オープンはフィールドが薄くなる!? 日本・韓国トップ選手の“不”出場事情
●世界ランキング1位の座に就いたジョン・ラーム 激しやすい気性を変えたのは“内助の功”と“爆弾処理班”!?
●今季初のメジャー、全米プロがいよいよ今週開催 注目はタイガーを軸に、ラーム、モリカワ……?
●日本ツアーの先陣を切ってシニアが客入れ開催 ベテランプロでも無観客では力が出ない!?
●熊本に続いて山形でも記録的豪雨!知る人ぞ知る名コースが被害を受けていた

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ