AIG女子オープンはフィールドが薄くなる!? 日本・韓国トップ選手の“不”出場事情

鬼の居ぬ間にメジャー2勝目!?(写真右は世界1位のコ・ジンヨン/写真・Getty Images)
鬼の居ぬ間にメジャー2勝目!?(写真右は世界1位のコ・ジンヨン/写真・Getty Images) 【拡大】
今季、米女子ツアーのメジャー初戦となるAIG女子オープン(AIG全英女子オープンから名称変更)が8月20日からロイヤルトゥルーンGCで開幕する。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、今大会を辞退する選手が少なくない。

日本勢はディフェンディングチャンピオンの渋野日向子のほか、畑岡奈紗、河本結、上田桃子、勝みなみ、稲見萌寧がエントリーした。

だが、昨年賞金女王の鈴木愛のほか、小祝さくら、穴井詩、繰り上がりで出場権を得た原英莉花も辞退を表明。帰国後、2週間の自主隔離などで調整が難しいだけでなく、その後の日本ツアー参戦にも影響が及ぶと判断したためだ。

もっとも、世界で“第2波”と言われるほど新型コロナの感染者数が増加しており、リスクを避けたい選手が多いのも事実。それは日本選手のみならず、韓国選手にも大きな影響を及ぼしている。

ロレックス(世界)ランキング15位以内でAIG女子オープンにエントリーした韓国選手はパク・インビのみ。米ツアーを主戦場とする世界1位のコ・ジンヨン、3位のパク・ソンヒョン、6位のキム・セヨン、10位のキム・ヒョージュ、13位のイ・ジョンウン6、14位のユ・ソヨンらが出場を見送るという異常事態になっている。

韓国選手たちの多くが辞退した理由について、韓国メディアは「安全と健康を考慮した結果」と伝えている。昨年の全米女子オープン覇者のイ・ジョンウン6も「飛行機に乗り長距離移動すれば、多くの人との接触は避けられない」と語っており、メジャー参戦よりも感染リスクを避けることを優先したい思いが強いようだ。

それに7月31日から再開する米女子ツアーのドライブオン選手権やその次のマラソンクラシックにも韓国の世界ランキング上位選手の登録はなく、当面の間、渡米する予定はないという。

こうなると今年のAIG女子オープンのフィールドはかなり薄くなる。トップランカーが出場しないメジャーはいささか寂しいものだが、ディフェンディングチャンピオンの渋野日向子にとっては、2連覇のチャンスが増しているともいえる。

ちなみに韓国勢の大量欠場で、世界12位の渋野はAIG女子オープンにエントリーした選手のうち、上から8番目のランキングとなった。十分勝機はある。

(本誌・金 明昱)
※週刊パーゴルフ2020年8月18・25日合併号「芝目八目」より

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