プロに5打差つけ女子オープン地区予選を突破 プラチナの次世代を担う双子姉妹に注目!

左が岩井明愛、右が千怜(写真提供・岩井雄士さん)
左が岩井明愛、右が千怜(写真提供・岩井雄士さん) 【拡大】
女性ゴルファー日本一を決める日本女子オープンの各地区予選会がスタートしている。そんな中、7月10日に浜野GC(千葉県)で開催された予選会で、アマチュアの岩井明愛(埼玉栄高3年)が63でトップ通過。原江里菜、表純子、西郷真央といった並みいるツアープロに5打差以上をつけたというのだから驚きだ。しかも2位タイには、堀琴音とともに双子の妹の千怜(同)も名を連ねており、アマチュア双子姉妹での本選出場に期待がかかる。

父の雄士さんの練習についていったことをキッカケに8歳からゴルフを始めた岩井姉妹だが、中学卒業までの9年間は、陸上競技にも心血を注いできた。中学時代は長短距離両方で二人とも県大会に出るほどの実力で、陸上の有力高校からも入学を誘われていた。

現在はプロゴルファーを目指す二人だが、ナショナルチームにあと一歩といえる実績を持っている。昨年の戦績は、二人がチームで出場した関東高校ゴルフ選手権の団体の部で優勝、明愛は個人の部でも優勝している。一方の千怜も埼玉県女子アマで2連覇と負けてはいない。

さらに2018年は、千怜が東日本高校選抜ゴルフ競技会春季で優勝すると、明愛は全国高校ゴルフ選手権春季大会で優勝。日本ジュニアに出場し始めた中学時代から、お互いに切磋琢磨するように試合成績も抜きつ抜かれつを繰り返している。

父・雄士さんも「お互いに負けないように頑張ろうと思いはあるでしょうが、『負けたくない!』と言葉に出すようなことはない」というように、いい刺激を与えあっているようだ。「失敗したら笑って忘れてしまえ」という雄士さんの教えのおかげで、プレースタイルは攻撃型の二人。だが、性格は異なるようで、「明愛は天才肌で、教える前に自分で打ち方をマスターしようとするタイプ。いい意味で大雑把なところがあります。千怜は努力家で几帳面。自分で決めた練習をコツコツとやり通します。練習量も多いです」(雄士さん)

新型コロナウイルスのために春~夏の試合がなくなりプロテストは来年3月に延期と、すっかり高校最終学年のプランが狂わされたたかちの二人。その悔しさをぜひ予選会にぶつけ、日本女子オープン本選の舞台で実力を発揮してほしいものだ。そうすれば近い将来、現在ナショナルチームにいる同学年の佐久間朱莉、六車日那乃らとともに、プラチナの次の世代を担う選手として自信を持てるようになるはずだ。

(本誌・中澤浩治)
※週刊パーゴルフ2020年8月11日号「芝目八目」より

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