ムキムキに拍車がかかっただけじゃない!デシャンボーはデータ上、タイガーを超えた!?

そのプロレスラーのような肉体にばかり注目があつまるが……(写真・Getty Images)
そのプロレスラーのような肉体にばかり注目があつまるが……(写真・Getty Images) 【拡大】
驚異の数字! ブライソン・デシャンボーが制したロケットモーゲージ・クラシックは驚きの連続だった。

デシャンボーは約9キロの体重増加で超パワーアップ、最終日の平均飛距離はなんと360.4ヤードでもちろん1位。4日間平均も1位で350.5ヤードは、2位のキャメロン・チャンプを9ヤード上回った。ちなみに最終日の360ヤード越えは優勝者の飛距離としては過去最高。タイガー・ウッズが2005年、セントアンドリュースで開催された全英オープンで樹立した341.5ヤードを大きく上回った。

ショットの貢献度を示すストロークゲインドでティショットが1.688で断トツ1位。冴えたのはショットだけでなくパッティングも1.958と堂々の1位だ。これらのデータ集計の元となるショットリンク(1打1打を記録するシステム)が導入された04年以降の16年間で、ティショット、パッティングの2部門1位で勝ったのはデシャンボーが初めて。タイガーもフィル・ミケルソンもローリー・マキロイも達成していない大記録だ。

この飛行機を武器に開催コースのデトロイトGCではパー4で1オンを狙うことが可能に。最終日は399ヤードの13番パーでは前の組のグリーンが終わるのを待ってティショットを打ったが、思わぬ弊害も起きた。1打ずつ記録するショットリンクはグリーン30ヤード以内のショットはグリーンを狙うショットとカウントされるため、コンピュータがデシャンボーのティショットを第2打と間違える珍事となったのだ。

「ゴルフの科学者」を自称するだけあり、この肉体改造もデンバー在住のMAT(マッスル・アクティベーション・テクニクス)のグレッグ・ロスコフ氏とともに2年かけて取り組んできた緻密な計算に基づくもの。1日4000キロカロリー以上の食事を摂って作り上げた。

「お陰であれだけ強打しても負けないコアができあがった」と自信満々。パンデミックの最中に大きく変貌したデシャンボーはこの先どこまで行くのかに注目だ。

(在米ゴルフジャーナリスト・武川玲子)
※週刊パーゴルフ2020年7月28日・8月4日合併号「芝目八目」より

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