GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第9回 浅地洋佑③

「全英オープンで改めて感じたゴルフの怖さ…世界を知りショートゲームに磨きをかける」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第9回のゲスト・浅地洋佑が3回目に語るのは、世界のトップ選手の話です。


4大メジャーで一番行きたくなかった全英オープン。でも行って本当に良かった!(浅地)

深堀 洋佑は2019年の『ダイヤモンドカップ』で優勝した後に、『全英オープン』にも参戦したよね。どうだった、初めての『全英オープン』の味は?

浅地 贅沢な話なんですけど、4大メジャーのなかで、実は一番行きたくなかったのが『全英オープン』だったんです。テレビで見ていて寒そうだし、選手が辛そうにゴルフをしていたので…。しかし、実際に「その地に立ってゴルフ場をパッと見た時、ここに来て良かった」と思いました。

深堀 風は強かった?

浅地 自分が思っていたよりは、弱かったです。毎日ビュービュー吹くと想像していたので…。

深堀 練習場やクラブハウス、選手などで印象に残っているのは?

浅地 一番驚いたのは、フィル・ミケルソンです。シニアに入るような年齢なのに、体が全選手のなかで一番デカイのでは…と思うぐらいですし、練習でも物凄く強烈な球を打っていましたから。本当に30代で、バリバリやっているような雰囲気でした。

深堀 練習ラウンドは日本の選手と回ったの?

浅地 勇太さん(池田選手)と何回か。そこに途中から、セルヒオ・ガルシアやホアキン・ニーマンなどが入ってきたり。ガルシアは、僕がパター練習していたら「見せてくれ」と…。僕のパターを触って興奮していました(笑)。

深堀 キャディは、賢和(佐藤キャディ)を連れて行ったんだよね? 賢和とプレーすることで、見えた部分はあった?

浅地 賢和さんは『全英オープン』に出場したキャディのなかで、一番コースを調べていたと思います。毎日18ホールを歩いていましたから。

深堀 例えば、洋佑が「これで打ちたい」と言った時などに、自信を持ってアドバイスするために、見ておきたかったんだと思う。

浅地 実際に、そういう場面が数多くありましたね。賢和さんじゃなければ、予選落ちしていたかも知れません。

深堀 一度経験することで、練習ラウンドの方法やコースの見方などが違う目線になると思う。予選を通過するのと、落ちるのでは全然意味が違うよね。

浅地 あの時は、予選通過ラインのギリギリのところで絶対にボギーが打てない状況でした。ですから「そういう攻めをしよう」と…。トッププレーヤーでもミスはしますし予選も落ちる。最終組で出たJ.B.ホームズが、「87」を打って僕と同じ順位(67位タイ)まで落ちて来たんです。それを見て、ゴルフの怖さを痛感しました。


ANAオープンでの勝利は棚ボタでしたね。。。(浅地)

深堀 『全英オープン』から戻ってきて、約1カ月後の『ANAオープン』でレギュラーツアー2勝目を挙げたよね。実は優勝争いの時、源ちゃん(時松選手)が最後の2mぐらいのパットを「どう打つか」迷ったらしいんだよね。ガツンで行くか…ペロで転がすか。結局、ペロを選んで外れたって…。同じシーンに戻れるなら「今度はガツンで行く」と言っていた。

浅地 あの試合は、普通に源蔵の勝ちパターンだったと思うんです。最終18番のセカンド、源蔵は凄く良い所に打ったんですけど、2段グリーンでボールが戻ってくる時に、途中で僕のボールマークで止まっちゃったんです。それで難しいラインが残ってしまった…。もしも、止まらなければ「上りのスライスライン」が残る形で難しくないパットだったので、負けていたと思います。あのシーンを見た時に「源蔵は今日持っていないのかな」と感じました。ですから、2勝目は棚ボタだと思っています。


大きな大会に出場することが成長に繋がっていくよね (深堀)

深堀 話は変わるけど洋佑は、『ZOZOチャンピオンシップ』にも出場しているよね。世界のトップ選手との違いは感じた?

浅地 圧倒的にパワーが違うと…。また、それ以上にショートゲームの上手さも際立っていましたね。

深堀 練習方法などが変化した部分はある?

浅地 「100ヤード以内の精度をもっと上げたい」と思うようになって、そこの距離感の練習を多めに実施しています。そういう意味では「変わるきっかけ」を与えてくれました。

深堀 やはり、大きな大会に出場することが成長に繋がっていくんだね。次回も引き続き、洋佑にスイングのことや好きな選手の話などを聞いていきます。



~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・浅地洋佑/あさぢ・ようすけ
1993年5月24日生まれ、東京都出身。学生時代から注目を集め、2011年にプロ宣言。翌年にはチャレンジツアーで初優勝を挙げた。その後は、苦難の時期が続いたが2019年に悲願のレギュラーツアー初優勝を含む2勝を達成。さらなる飛躍が期待されている選手。

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