GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第9回 浅地洋佑②

「イップスを克服して初優勝! 結婚で責任感が出てオフの過ごし方も良い方向へ」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第9回のゲスト・浅地洋佑の2回目のトークのテーマは、イップスからの脱却についてです。


イップス。グリーンとヘッドが磁石でピタッとくっつく感じで、本当に苦痛だった (浅地)

深堀 洋佑の場合、2019年は飛躍した年だった思う。でも、その裏で「イップスにかかった時期があった」という話を聞いたけど…。

浅地 5年振りにシードが獲れて、苦しい時代が少し終わった時にかかりました。2018年に、いきなりグリーン上で手が動かなくなったんです。

深堀 それは前触れもなく?

浅地 一応それらしい兆候はあったのですが、ある程度は動いていたものが「ピタッと」動かなくなったんです。そこから、ずっとイップスが続きました。今でも、まだ気持ち悪い部分が残っています。

深堀 道具を変えたりはした?

浅地 はい、中尺、長尺…最後は左打ちまで行きかけました。

深堀 最終的に戻って来たのは、以前と同じようなタイプのパターだったの?

浅地 はい、まったく同じタイプです。色々な先輩からアドバイスを頂いたり、自分で本を読んだりして、多少は対処法も分かってきた感じです。

深堀 僕もパターイップスにかかったことがあるけど嫌だよね。

浅地 本当に苦痛でしょうがなかったです。グリーンとヘッドが磁石でピタッとくっついているような感じで、全然上がらないんです。手は動くんですけど、ヘッドが残ってしまって…。

深堀 克服のきっかけを掴んだ瞬間はあった?

浅地 以前は「きちんと芯でヒットして綺麗に転がす意識」でプレーしていたんです。しかし、「フェースのどこに当ててもオーケー、思った所に転がれば良い」という気持ちで臨んだら、少し動くようになりました。それが克服へのきっかけです。とにかく「ラインにしっかり乗せるイメージ」だけ考えるようにしましたね。

深堀 やはり、パターは手元の動きや綺麗に打つイメージなどを、「意識し過ぎないこと」も大切だよね。

昨年末にパパになりました。まだ実感ないですけど……(浅地)

話は変わるけど、洋佑は結婚して子供も生まれたんだよね?

浅地 はい、2019年末に…。

深堀 優勝した時も会場に奥様が来ていたけど出会いは?

浅地 ゴルフで知り合った方から、紹介されて…25歳の時に結婚しました。

深堀 パパになってどう?

浅地 正直なところ、まだ実感が少ないですね。色々忙しくて、子供にも会えていませんので…。それでも、携帯に送られて来る写真などで、日々成長している姿が見れて凄く楽しいです。

深堀 子供はいいよね。

マンデーから勝ち上がった「ダイヤモンドカップ」。苦労を乗り越えての初優勝は見事! (深堀)

深堀 話が戻るけど、2019年に洋佑は大変身したよね。『ダイヤモンドカップ』で初優勝して、さらに『ANAオープン』で2勝目も挙げた。国内男子の賞金ランキングも9位と大躍進を遂げている。いきなり、2勝だから凄い。『ダイヤモンドカップ』は、マンデートーナメントからだよね。それで、あの難しいコースセッティングで勝つんだから…一体何が変わったの?

浅地 結婚したことで、責任感が増えたのも一つですし、プロ入りして7年ぐらい経っている中で、オフの過ごし方なども年々良くなっています。その結果が結び付いた感じですね。

深堀 『ダイヤモンドカップ』の時は、2位が東北福祉大学の米澤蓮君だったけど「アマチュアには負けない」という強い気持ちなどはあった?

浅地 最終日のハーフターンの時点で、僕の同組の3人しかアンダーパーがいなかったんです。そのため、3人の争いだと思っていました。ところが、16番でリーダーズボードを見たら、米澤君が1打差でフィニッシュしていて…。そこから緊張で震えが止まらなくなったんです。我慢比べみたいな大会でしたから、気持ちがイケイケにもなれず…という感じでした。

深堀 優勝した時に「辞めなくて良かった」という言葉が出ていたけど、苦労を乗り越えての栄冠だから、お母様含めご家族も喜んでいるだろうね。
次回も引き続き、洋佑に『全英オープン』に出場した時のことや世界のトッププロから学んだ点などについて、聞いていきます。


~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・浅地洋佑/あさぢ・ようすけ
1993年5月24日生まれ、東京都出身。学生時代から注目を集め、2011年にプロ宣言。翌年にはチャレンジツアーで初優勝を挙げた。その後は、苦難の時期が続いたが2019年に悲願のレギュラーツアー初優勝を含む2勝を達成。さらなる飛躍が期待されている選手。

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