GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第9回 浅地洋佑①

「プロになって味わったプチ挫折…母の心や言葉が立ち直るきっかけに!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第9回のゲストは、浅地洋佑です。どんなトークが繰り広げられるでしょうか?


小学5年生の時、練習場の近所に引っ越して、毎日練習するようになりました (浅地)

深堀 洋佑は、ゴルフとの出会いは何歳の頃?

浅地 始めたのは6歳です。テレビでタイガー・ウッズのプレーを見て憧れたのがきっかけですね。

深堀 幼少期には「練習場の隣に引越した」という話も聞いたけど。

浅地 小学校5年生になる時に、小さい時から通っていた「練習場の近所に引越そう」という話になったんです。そこからは、毎日ゴルフの練習をするようになりました。自分で歩いて行けるため、夕方5時ぐらいから練習を始めて夕飯ギリギリまでやっていましたね。練習場に子供が毎日いるのは珍しいので、周囲の方々が声をかけて下さって、それがきっかけで試合観戦やラウンドなどにも連れて行って頂くようになったんです。

深堀 そういう時代があると、人に対する感謝やありがたみも分かってくるよね。

プロの世界は20位以内に入るのがすごく大変だよね (深堀)

深堀 杉並学院に入学したのは中学校から?

浅地 はい、自宅も近かったですし、小学生の時に出場した試合で良い成績が残せるようになり、当時監督だった吉岡徹治さんに誘って頂きました。

深堀 練習環境はどうだった?

浅地 屋上に鳥かごの練習場がありました。それから、吉岡さんがパッティンググリーンを作ってくれたんです。さらに、練習場の方にも、安く利用できるようにご協力をお願いしていました。週末には、吉岡さんがバスを運転してくれて一緒にラウンドに行ったり…。

深堀 中学生と高校生は一緒に練習していたの?

浅地 はい、一緒にしていました。中学生の頃から高校生のトップ選手達のプレーが見られたのは、今の僕にとって凄く糧になっています。

深堀 洋佑が中学2年生の時に、同じ学校の遼(石川選手)が『マンシングウェアKSBオープン』で勝ったよね。ゴルフ部の先輩が、プロの試合で優勝する…学校ではどうだった?

浅地 パニックでした(笑)。僕ら部員は石川先輩の実力を昔から知っていましたけど、まさか優勝するとは思っていないわけです。ですから、みんなテンションが上がって(笑)。学校内も人だかりが凄くて、ゴルフ部がいきなり脚光を浴びる形になりました。

深堀 洋佑も高校時代は、凄い成績を残しているよね。『全国高等学校ゴルフ選手権』優勝、2010年には『ダイヤモンドカップ』9位(ベストアマ)、『ミズノオープン』24位タイ、『KBCオーガスタ』36位タイ(ローアマ)。プロの試合に出場して予選を通過したり、トップ10に入るのは本当に凄いことだけど、当時はプロの世界をどう捉えていたの?

浅地 プロになればシードは獲れるかも…と思っていました。「どこが足りない」みたいには全然感じていなくて、結果だけ見て「やれるのでは」と考えていたんです。

深堀 実際にプロになってからは、思うようなプレーができない時代も続いたよね。プロは20位以内に入るのが凄く大変な世界。

浅地 今は本当に「その難しさや大変さ」を感じています。

同世代の活躍を見て悔しい思いをした。心が折れましたね (浅地)

深堀 2012年にはチャレンジツアーで、当時の最年少優勝を果たしているよね。同年はレギュラーツアーにも19試合出場しているけど、どうだった?

浅地 出鼻を挫かれたと言いますか…。成績が出なくて、予選落ちが続いた時期がありました。同期の川村昌弘選手や藤本佳則さんらが良い成績を残していたので悔しかったですね。

深堀 僕も同世代が先に活躍し始めたんだよね。それを見て悔しい思いをした。洋佑も当時は周りから「焦りはないですか」みたいなことを色々言われたと思う。この野郎と思った?(笑)。

浅地 めっちゃ思いました(笑)。

深堀 そういう気持ちがあっていいと思う。ちなみに、自分には何が足りないと感じた?

浅地 全部ですね。飛距離も足りないし、得意だと思っていたアプローチも上手い人が他に数多くいましたから…。

深堀 2013年からは下部のチャレンジツアーに40試合以上出場しているけど、どうだった?

浅地 攻めて失敗することが多くて悔しい思いをしていました。

深堀 その悔ししい気持ちは練習に向いた?

浅地 それが練習に向けられなかったんです。初めてプチ挫折を味わい心が折れてしまいました。

深堀 夜遊びするなど、練習拒否みたいな状況もあったの?

浅地 多々ありました(笑)。今思うと、あの時間は無駄でしたね。

深堀 どこで軌道修正して戻ってくることができたの?

浅地 一番は母の顔と言いますか…心ですかね。僕がダラダラしていると「何やってんの!」と叱責してくれたんです。それで気づけた部分もあったと思います。

深堀 やはり、家族の存在が大きかったんだね。

次号も引き続き、洋佑にイップスのことや、初優勝の話などについて聞いていきます。


~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・浅地洋佑/あさぢ・ようすけ
1993年5月24日生まれ、東京都出身。学生時代から注目を集め、2011年にプロ宣言。翌年にはチャレンジツアーで初優勝を挙げた。その後は、苦難の時期が続いたが2019年に悲願のレギュラーツアー初優勝を含む2勝を達成。さらなる飛躍が期待されている選手。

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