ゴルフ場でのアンケートから見えてきた「コロナ後もスルーは定着するのか?」

写真提供・セブンハンドレッドクラブ
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新型コロナウイルスの影響で、できるだけ人に接することなくラウンドができるスループレーを導入するコースが増えている。日本では従来、ハーフで昼休憩を挟むスタイルが主流となってきたが、果たして「ポスト・コロナ」の時代にもスループレーは定着していくのか? その答えを探るヒントがここにあるのかもしれない。

栃木県のセブンハンドレッドクラブは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、従来の運営方式を変更し、4月14日よりワンウェイスループレーをメインとするスタイルに転換。それに伴い、利用客を対象にしたアンケートを実施し、スループレーに対する意識を調査した。その結果が下記だ。

Q.スループレーをどれくらい友人や同僚にすすめたいですか?

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「4割超の利用者が他の人にも強くすすめたいと回答」
スループレーをどれくらい友人や同僚にすすめたいかという問いに対して、利用者全体の45.9%が、10段階評価で最も意欲の高い「10」と回答。

Q.新型コロナウイルスが収まった後にもスループレーを希望しますか?

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「7割超の利用者がコロナ収束後も『スループレーを希望』と回答」
利用者の72.7%が今後もスループレー方式の運営を「希望する」と回答。「スループレーと通常の営業方法を両方利用したい」という回答も17%に上った。

これを見ると、スループレーに好印象を持つゴルファーが多数派ということが分かる。これを受けて、同コースでは「ポスト・コロナ」にどのような運営をしていこうと考えているのか? 質問してみると、代表取締役社長の小林忠広氏から下記のような回答があった。
Q.スループレーの導入はポストコロナのゴルフ場運営を意識しているか?

ポストコロナも意識していますが、ポストコロナの時代は来ないと思っています。歴史的に疫病が大流行した後は、必ず違う価値観や生活様式の転換点となっていることから、不可逆的な変化も起きると思っています。そのため、「withコロナ」で出来ることを考えて運営を意識しています。

Q.収束後もスループレーは継続していくのか?(通常プランと併用?)

収束後も継続していきたいと考えています。弊社はもともとスループレーを以前から、夏・冬期間の2か月と月曜日は取り入れていましたが、しかし、今回、全国のゴルフ場で一斉にスループレーが普及したことで、お客様の潜在的ニーズが明らかになったと思っています。スループレーと、以前のお昼付きのプレー、両方とも楽しめる方法でも模索していきたいと思っています。また、コロナが収束したあとも、再び再流行することに懸念があるので、ソーシャルディスタンスや身体的距離が重要視されることは確実だと思っています。その環境においては、「ゴルフ場こそがニューノーマル」という時代がくるのではないかと思っています。

▼例えば
•身体的距離を保てるゴルフが脚光を浴びる
•ゴルフ場の広い敷地を利用した新規事業が増える
•他スポーツからゴルフに移行する人が増える
•但し、客単価を上げることが出来るかは不明

コロナ後の「ニューノーマル」がゴルフ界ではどのようなものであるべきなのか、ゴルフ場任せにするのではなく、われわれゴルファーの側も考えていきたい。

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