深堀 話は変わるけど、2019年は優勝はなかったけど、トップ10入りが7回。ちなみに一番悔しかったのは?
時松 『ANAオープン』ですかね。首位で迎えた最終ホールで2mのバーディパットを外し、5人でのプレーオフになって負けたので…。
深堀 72ホール目のミスパットの原因は何だったの?
時松 凄い下りのスライスラインで「ガツンと行くかコロッと入れるか」悩んだ結果コロンになって…プレーオフに残れば「チャンスがあるかも」と考えた時点で負けていたと思います。
深堀 もしも、2020年に同じ状況になったら、どうやって打つ?
時松 壁ドンですね! 強めに。
深堀 負ける悔しさを知ることが、強くなる大きな力になると思う。『ZOZOチャンピオンシップ』は、惜しくも出場できなかったけど試合は見た?
時松 テレビで見ました。PGAツアーの選手が日本に来たことで白熱した戦いにもなりましたし、ギャラリー数が3日間で4万5000人でしたから「まだ男子プロは捨てられていない」と思いました。人気がないと言われている中で、あれだけのお客さんが来場されたわけですから、復活のチャンスはあると言いますか…。
深堀 僕も仕事で現場に行っていたけど「日本のギャラリーは凄く熱いな」と感じたよ。
次回も引き続き、ゲンちゃんに2019年のスタッツやスイングのこと、さらに選手会長としてのビジョンなどについて聞いていきます。
~ 次回に続く ~