新型コロナの収束がまだまだ見通せない中、米国では禁止されていた州でもゴルフ解禁の動き

(写真・Getty Images)
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今なお新型コロナウイルス感染拡大が続く米国だが、ここへ来てゴルフ場に解禁の動きが出始めた。

感染が最も深刻なニューヨークは“ロックダウン”で不要不急の外出禁止。ゴルフ場も“必要不可欠でないビジネス”に分類され、クローズされていたが、4月18日、アンドリュー・クオモ州知事はクラブハウスを閉じるなど一定の条件の下で、マリーナとゴルフ場の再開を発表した。ニューヨーク州はロチェスターなどの北部においてゴルフが大きなビジネスになっており、またロングアイランドにも名門コースが数多くあることから再開の嘆願が出されていた。

この動きに触発され、カリフォルニア州でも20日以降、一部で解禁。郡や市によって異なるがロサンゼルス郡に隣接するリバーサイド郡、ベンチュラ郡で次々に再開されている。バンカーレーキは取り除かれ、ソーシャルディスタンスを保つことに加え、歩きオンリーやプレー中にマスク着用を義務付けるところも多い。24日にはウイスコンシン州でもプレー再開、現在はニュージャージー州でもゴルフ協会が団結して嘆願書を出している。

一方で、ナショナルゴルフファンデーション(NGF)によると、4月19日現在、全米で49%のコースがオープンし、禁止は12州、郡や市による規制があるのは4州で、残りの33州は規制なしとなっているが、1週間後には57~59%と10%の上昇が見込まれている。

トランプ米大統領は5月に経済活動再開に意欲を見せているが、まだまだ慎重論が大勢を占める。その一方で自宅に閉じこもっているために家庭内でのトラブルが増加するなど人々の疲弊も問題となっている。解禁されたカリフォルニアの一部ではコースはほぼ満杯。安全にプレーさえできれば、今後もゴルフ再開の流れは一気に増すことになりそうだ。

(在米ゴルフジャーナリスト・武川玲子)
※週刊パーゴルフ2020年5月12・19日合併号「芝目八目」より

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