GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第7回 木下稜介③

「プロキャディとの出会いでゴルフに新境地を見出す…そしてAbemaツアーで初優勝!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第7回のゲスト・木下稜介の3回目は、ブレイクのきっかけについて話してくれました。


プロキャディに担いでもらい、「新しいゴルフ」が見えてきました (木下)

深堀 2017年はツアー出場が10試合で、予選通過は3試合だけだったんだ。でも、QTランキングで3位に入った。それで2018年の前半戦に出場できるようになってシードを獲得したんだよね。

木下 54位で初シードです。

深堀 この時はどうだった?

木下 まず、2017年がQT上位で試合に出て、前半戦がすべて予選落ちだったんです。原因が分からないし体調も悪くて…。ところが、最後のQTだけ上手くいって上位でフィニッシュしたんですね。これで2018年の試合に出場できるようになりました。さらに、プロキャディさんに依頼したことがなくて、ここを一度変えてみようと考えて佐藤賢和さん(石川 遼選手や上田桃子選手などを担当した経験を持つ日本を代表するツアープロキャディ)に担いでもらったのも大きな変化でした。とにかくマネージメントが完璧で…。打つクラブの番手など、該当の週は佐藤さんに全部お任せしました。マネージメントは「こういうことなのか」と凄く勉強になりましたね。例えば、ピンに対して右のラフならオーケーとか「同じミスでも良い方」へボールが運べるように細かいアドバイスを頂いたんです。この時に「新しいゴルフ」が見えてきた感じです。

深堀 考え方を学ぶ良いきっかけだったね。自分で方法が分かれば、その後は気をつけるようになる。

木下 そういう意味では、チェックすることが多くなって練習ラウンドが忙しくなりました。ピンの位置や外すところなどを調べて…。

深堀 自分の中で再構築できるようになって、Abemaツアーで初優勝したわけだ。

木下 はい、佐藤さんに担いで頂いた翌週が、Abemaの試合でしたから。

深堀 3日間トップで優勝だから凄いね。賢和から連絡なかった?賞金の10%よこせって(笑)。

木下 連絡ありました、オレのおかげだなって(笑)。


スイング改造は、自分の良さを無くさないように実践することが大切 (深堀)

深堀 この年は『フジサンケイクラシック2018』でも4位になったよね。開催コースの富士桜カントリー倶楽部は手ごわい(笑)。

木下 僕は2018年が初めてだったんです。アップダウンがあって、距離感が合いにくいですよね。練習ラウンドでは、最初は全部オーバーしていました。そこで練習ラウンドで飛んだ距離をメモに書いて、徐々にアジャストできるようになったんです。

深堀 ちゃんと勉強しているね~(笑)。2018年は、賢和と出会ったり、Abemaツアーで優勝するなど成長が感じられるけど、自分的にはどういう年だった?

木下 Abemaツアーで勝てたのが凄く自信になりました。優勝で、翌年の前半戦の出場権利も確定しましたから、それ以降は気楽にプレーできましたね。

深堀 2019年はトップテン入りが多くて、成績が凄く安定した印象があるよね。

木下 実は、安定はしていないんです(笑)。予選落ちも多くて(28試合中8回)、良いのか悪いのかよく分からない1年でした(笑)。例えば今平周吾選手もそうですけど、総合的に上手い選手は予選落ちがないですよね。

深堀 予選落ちした原因は分かっているんだよね。

木下 ひとつは、苦手なコースで全然結果が出せないことです。ドローヒッターなので、フェードがあまり打てないんです。例えば、右ドッグレッグのホールが多いコースはダメですね。ティグラウンドに立つと気持ち悪いんです。ドローを完璧に打てたと思っても、フェアウェイでボールがバウンドしてラフに出てしまう…。そういう経験もあって「フェードも打てるようにしないとダメだ」と思い、オフにフェードが打てるスイングに挑戦しようと考えています。

深堀 スイング改造は、自分の良さを無くさないように実践することが大切。ドローが打てなくなるケースもあるから…。


我々も「見たくなる選手」になっていかないとダメだよね (深堀)

深堀 話は変わるけど、稜介は『ZOZOチャンピオンシップ』は見た?

木下 テレビで見ました。タイガーやマキロイが日本に来てプレーすることは、今までなかったので凄く感動しましたね。それから、ギャラリーの多さにも驚きました。

深堀 1万人いたんだよ…練習日に。我々も「見たくなる選手」になっていかないとダメだね。

次回も引き続き、稜介に2019年のスタッツやツアー仲間のことなどについて聞いていきます。



~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・木下稜介/きのした・りょうすけ
1991年7月16日生まれ、奈良県出身。大阪学院大学の4年生時の2013年にQTで3位に入り、2014年にプロデビュー。2018年にはAbemaTVツアーで初優勝。2019年はレギュラーツアー6試合でトップ10入りを果たし賞金ランキングを大きく上げた。初のシード権獲得となった2020年シーズンに、さらなる飛躍が期待される。ハートランド所属。

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