女子メジャー2勝のノードクイストも参戦。アリゾナ州で開催を続けるミニツアーがあった!

カクタスツアーに参戦した、メジャー2勝のノードクイスト(写真・Getty Images)
カクタスツアーに参戦した、メジャー2勝のノードクイスト(写真・Getty Images) 【拡大】
「カクタスツアー」。聞き慣れない名前が、今、米国では最も女子ゴルファーに注目を集めている。コロナウイルス感染拡大の影響下、世界中でゴルフトーナメントが次々中止や延期される中、米アリゾナ州を中心に女子のミニツアーが敢行されている。

同州はすでに外出禁止が発令されているが、ゴルフは食糧の買い出しやジョギングと並んで“必要不可欠なもの”と認定されプレー可能という、なんともうれしい措置がとられている。

デュセイ州知事は“スティ・アット・ホーム”を発令しながらも「人々が自宅で閉じこもって孤独になってほしくない」と、心身の健康を気遣う。「アリゾナは今が最高の天候が続く時期。人との距離を保ちながら外に出て、楽しみを見つけなければならない」というポリシーだ。

そこで注目されたのがカクタスツアー。主催するマイク・ブラウン氏は1月から始まった2020年シーズンの続行を決めると、戦う場を失った米LPGAツアーの選手たちも参戦。3月18~20日に開催されたムーンバレーCCでの大会にはメジャー2勝のアンナ・ノードクイストも参戦。プレーオフ2ホール目で勝利をつかむと、わずか5、6名のギャラリーが見守る中、大きなガッツポーズを見せた。

「プレーを続けることに疑問の声もあるだろうけど、カートに乗るのは一人ずつ、歩くときも距離を取っている。ゴルフコースに今いるには最高の場所」と、ノードクイスト。ちなみに優勝賞金は2000ドル。出場27人で賞金総額は9430ドルだった。翌週には今季のルーキープレーヤーらも戦いの場を求めて参戦している。

さらにうれしいニュースは、この厳しい中でツアーを維持しているブラウン氏に〈USAナチュラルパッチ〉(スポーツ用ビタミンパッチ)が初のスポンサーとして名乗りを上げたこと。今後3大会のスポンサーになるという。今季は今のところ8月までの計23大会を予定している。

「2、3のコースから大会を催したいとの申し出もあった。今後何が起こるか分からないし批判の声もあるだろうが、提供してくれるコースがあって選手が集まる限りは続けていく」と、ブラウン氏は決意を新たにしている。

同州では男子のミニサーキット、「アウトローツアー」も開催中。どうか安全にツアーを続けてほしい。

(在米ゴルフジャーナリスト・武川玲子)
※週刊パーゴルフ2020年4月21日号「芝目八目」より

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