東京五輪が1年程度の延期で手打ち。選出方法も定まらない中、代表候補たちは何思う?

JGTOの総会後に記者の質問に答える石川遼
JGTOの総会後に記者の質問に答える石川遼 【拡大】
今年7月に開幕を予定していた東京オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期が3月24日に決定したことを受け、代表候補らが心中を明らかにしている。25日には、現在、五輪ランキングで男子日本勢2番手につけている今平周吾からコメントが発表された。

「開催の延期は仕方のないことと受け止めています」とコメント。東京五輪ゴルフ競技は、今平の地元でもある埼玉県の霞ヶ関CCでの開催が予定されているため、出場に向けてのの思いも強い。

「昨年は2年連続賞金王への大きなモチベーションにもなりました。代表選考で有利な立場にあったわけですが、開催延期によって今後、選考基準なども変わる可能性があります。どんな状況になっても出場を目指し、引き続き最善を尽くしていくつもりです」と改めて意気込みを口にした。

続いて女子五輪ランキング12位で日本勢3番手ながら出場圏内の鈴木愛は、まず今回の延期という決断について、「コロナウイルスが世界的な拡がりを見せる中での開催延期は致し方ない判断だと思います。延期は残念ですが一刻も早くコロナウイルスが収束することを願ってます」と理解を示した。

そのうえで、「オリンピック出場は、私にとって大きな目標です。1年後の出場を目指し、ここからしっかりと準備して、最高のパフォーマンスで皆様に感動を与えられるように頑張りたいと思います」と、改めてレース再開後も変わらぬ姿勢で五輪代表を目指す決意を新たにしている。

五輪ランキングで次点扱いとなっている石川遼は「いろいろな選手の立場もあると思うが、受け止めるしかない」と話した。3月15日付けの世界ランキングでは、石川は日本勢3番手の97位。「延期が決まっても、僕が置かれている状況は厳しいけど、気持ちはまったく変わらない」と、日本勢2番手で同41位の今平周吾との差についての思いも語った。

東京五輪ゴルフ競技の出場選手については、世界ランキングをもとに算出された五輪ゴルフランキングで選定。男子は2020年6月22日、女子は6月29日付の同ランキング15位までの選手に出場権が与えられ(各国最大4人)、16位以下は15位以内の者を含め1カ国2人を上限として選出される予定となっていた。

延期発表後の選考方法は未定だが、仮にちょうど来年の8月から遡って2年分のポイントで算出するとなると、今の顔触れとはガラリと変わる可能性もある。ただし、オリンピックの開催日が決まらない限り、その規定を決めることすらままならないのだが……。

(本誌・金子信隆)
※週刊パーゴルフ2020年4月14日号「芝目八目」より

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