GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第6回 石川遼⑤

「.2019年に勉強になったのは口コミの凄さ…期待された選手は絶対に頑張る必要がある!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第6回のゲスト、石川遼とのトークもいよいよ最終回。
選手会長を振り返り、今後の男子ツアーについて語ってくれました。


やっぱり試合は生放送で見たいよね (深堀)

深堀 遼は選手会長を務めた2年間を振り返ってみてどう?

石川 僕らの手が届かないハード面と、改善していくことができるソフトの部分があると感じました。例えば、ハード面では「テレビ中継の生放送を長くして欲しい」という点について年間を通じテレビ局の方と色々話をしたんです。でも、様々な事情があるみたいで…。

深堀 視聴率を気にしなくて良い放送帯で、やらざるを得ないんじゃない。

石川 そうですね。しかし、視聴率を目安にしてスポンサーの方はCM(広告)の枠を買うわけで……。僕は「売り方」だと思うんですね。営業さんの売り方を、ここで話すのもおかしいんですけど(笑)。例えば、スポーツの視聴率に関しては、平均ではなく瞬間を目安にするのはダメなのでしょうか……。それでも、2018年頃から生放送の試合は増えているんです。3~4割は生放送ですね。

深堀 やっぱり試合は生で見たい。

石川 それ以外はないと思います。最終的には資金的な部分になってしまうのですが…。

選手会長の僕が「申し訳ない」と思うくらい、選手はみんな協力してくれました (石川)

深堀 遼が2019年の「日本シリーズ」で優勝した時も、テレビ放送ではプレーオフの3ホールが凝縮されちゃっていた。本来は3ホールの中にも流れがあったはずでしょ?

石川 1ホール目と2ホール目で「這いつくばって食らいついた部分」が「ハイ! お疲れ」みたいな(笑)。

深堀 本当は、そこが試合では大事なのにね。だからこそ「手に汗握るようなプレー」が見られるわけだから。

石川 そうですね。でも、僕らが今ができることは中身なんです。まずは、選手一人一人の意識を変えることですね。

深堀 選手は協力してくれているもんね。

石川 本当に「僕が申し訳ない」と思うぐらい、選手は協力してくれています。みんな頑張っているんだから「選手に何か還元したい」という想いしかありません。僕としては、今のまま頑張っていけば、中身が変わってくることで人々が気づいて「口コミで広がる」と考えています。自信はあるのですが、最後はギャラリーや視聴者のみなさん、プロアマで一緒にラウンドした方々が判断することだと思います。例えば「男子ツアーのプロアマに行って凄く楽しかった」という一言から広まるのと、「楽しくなかったからプロアマに出たこと自体も人に言いたくない」というのでは全然違います。やはり「凄く面白かった」という口コミで広まって、初めてスポンサーさんが出てくるのだと思います。

期待された選手は絶対に頑張らなければいけないんです (石川)

石川 もちろん、試合での「勝負」も大切です。賞金王争いをしている二人が上位にいたり、期待されている選手が活躍することで「期待を裏切らない率」が上がると思うんです。仮に、2019年の「日本シリーズ」で(今平)周吾とノリスと僕が全員下位にいたら、視聴率も悲惨なことになったのではないかと……。やはり、期待された選手は絶対に頑張らなければいけないんです。

深堀 それが以前は、ジャンボ尾崎さんだった。予定通りに来て、「また勝った!」みたいな…。

石川 トップにいるジャンボさんも面白いんですけど、5打差ぐらいで最終日を迎えても、みんなが「イケるんじゃないか」と期待を持って見に来るわけです。それで、スタートからバーディラッシュを実現しちゃう…結果的にギャラリーも増えますよね。視聴率には、瞬間最高というのがありますけど「一番良いシーンで瞬間最高が来る理由」を聞いたことがあるんです。すると「面白い番組は視聴率が徐々に上がります」という話でした。つまり「面白いと人に伝える」わけです。今ならツイッターなどもありますけど、昔は電話などで「今面白い番組やっているよ」と連絡することもあったとか……。本当に人の口コミは凄いと思います。これは2019年に勉強になったひとつですね。

深堀 2020年以降は「どういう自分」になっていきたい?

石川 2019年の「日本シリーズ」の優勝で世界ランキングが80位台に入り、出場できる試合の幅も変わりそうなので厳しい戦いの中で上を目指したいですね。ゴルフでストレスが溜まったものは、ゴルフでしか返せないですから、頑張ります。

深堀 これからの遼の活躍が楽しみだね! 今回は貴重な話をありがとうございました。

石川 ありがとうございました。



~ 次回からは木下稜介がゲストで登場します ~

■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・石川 遼/いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ、埼玉県出身。杉並学院高校時代に、国内男子ツアー『マンシングウェアオープンKSBカップ』で15歳で史上最年少優勝を飾り一躍脚光を浴びる。2008年にプロ転向を表明し、その後も史上最年少で賞金王を獲得するなど活躍。栄光と挫折を経て、さらなる輝きを放つ男子ゴルフ界を牽引する存在。通算17勝。CASIO所属。

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