GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第6回 石川遼④

「渋野日向子を始め女子ゴルフ界は華やか。男子選手に必要なのは自己PRの力」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第6回のゲスト、石川遼とのトークの4回目。
今回は一躍スターになった渋野日向子と女子ツアーについて話してくれました。


遼の史上最年少優勝も 凄いインパクトだったけど、2019年と言えば 渋野日向子ちゃんだね!(深堀)

深堀 2019年と言えば、やっぱり女子ゴルフの渋野日向子ちゃんだよね。世界的にインパクトを与えたプレーヤーだと思うし、歴史を辿れば遼がアマチュア時代の15歳の時に日本男子ツアー史上最年少優勝を果たしたのも物凄いインパクトだった。

石川 成し遂げたことは全然種類が違うと思います。やはり、彼女は世界チャンピオンなので…。しいて共通点を言うなら、流行語大賞にノミネートされたぐらいです(笑)。世の中に「シブコ」みたいに名前が耳に入ってくる点は、僕がプロの試合で初優勝した時と似ているのかなと…。そのうえで、今年(2019年)の漢字は「謎」だと思うんです。彼女の中では「なんで自分がこうなったんだろう」という気持ちもあるのかなと。僕もそうでしたけど……。

渋野さんのプレーを含めた明るい振る舞いに感動しました (石川)

石川 でも、彼女自身が「それを受け入れられていない印象」はありません。凄いなと思ったのが、『3ツアーズ』の優勝チーム代表のスピーチを(上田)桃子さんがしていたら、いきなり話を彼女に振ったんです。それを渋野さんは事前に知らなくて「えー?」となったんですけど「めちゃくちゃいいこと」を言ったんですね。この場で何を喋ったら、みんなが喜んでくれるのか、全部のことを見れて瞬時に5秒ぐらいで頭をまとめて、おそらく喋りながら考えていたと思うんですけど。この姿を見た時に適任と言うか、凄いと思って納得しました(笑)。僕は初優勝が15歳だったので、「自分がどう思われているか分からなかったこと」が幸いだったと思います。一番気になったのは薗田峻輔先輩のことでした。小学生の頃からお兄ちゃんみたいな感じで「薗田くん」と呼んでいたんですね。それをメディアの前で言ったら、先輩に対して「君」はどうなの?みたいな意見が出て、初めて凄い怒られた感覚になりました。めっちゃショックを受けましたね。それから「薗田さん」としか呼べなくなって、少しギスギスしちゃうと言いますか、プライベートでも「先輩」と思っちゃう感じでした。それに比べたら渋野さんは20歳で、もちろん若いですけど。

深堀 遼は「キラキラしている」と言ってたでしょ。

石川 ほんとに見れないです! 顔が!プレーもそうですが、振る舞いにも感動しました。

深堀 注目される理由もちゃんとあるんだね。

石川 20年の蓄積だと思うのですが「なるべくしてなった!」と感じますね。

今の女子ツアーは華やかですし、みんな自己PRが上手ですね (石川)

深堀 今の女子ゴルフ界はどう感じている?

石川 やっぱり華やか! 前夜祭が強いですね。男子の場合は、白やピンクのスーツもないですし、着たところで「うぇっ」という感じですよね(笑)

深堀 そこは期待していないしね(笑)

石川 『3ツアーズ』も前夜祭があったんですが、男子ツアーの入場も評判は良かったんですが、女子ツアーの選手の入場は華やかで、パッと目に入ってくる感じでしたね。笑顔も多いですし。なかでも女子ツアーが一番凄いのは「選手1人が何人のギャラリーを連れてくるか」という点です。そこは圧倒的に男子が劣っている部分だと思います。サインや写真対応をさせて頂いたのですが、渋野さんの方が自分よりも2~3倍くらい列ができていましたから……ちょっと悔しいみたいな(笑) 女子ツアーには、アイドルの推しに近い感覚があるように感じますね。自己PRが上手いのかなと。特に個人レベルのPRですね。SNSの活用も非常に上手だと感じます。実は、男子にも色々なキャラの選手がいるんです。いかにして、そのキャラをPRしていくか、男子は自己PRが苦手に感じますね。例えば、協会であれば広報と選手が密に連携をとって売り込むと言いますか。一部の選手だけではなく「このプレーヤーには○○な部分があるんです」みたいに、JGTO側がPRする。広報という面が今後は凄く鍵になってくるはずです。JGTOの方ともお話をしていて、良い方向に行ってくれるのではないかと思います。

深堀 それを見て追いかけてくる若い選手、ジュニア達などが物凄い力になってくると思うな。
次回も引き続き、遼に選手会長だった時の想いや男子ツアーを盛り上げるために必要なことなどについて話を聞いていきます。



~ 次回に続く ~

■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・石川 遼/いしかわ・りょう
1991年9月17日生まれ、埼玉県出身。杉並学院高校時代に、国内男子ツアー『マンシングウェアオープンKSBカップ』で15歳で史上最年少優勝を飾り一躍脚光を浴びる。2008年にプロ転向を表明し、その後も史上最年少で賞金王を獲得するなど活躍。栄光と挫折を経て、さらなる輝きを放つ男子ゴルフ界を牽引する存在。通算17勝。CASIO所属。

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