米ツアー2連戦で足踏みに終わった石川遼 わずかに残された五輪への可能性を皮算用してみた

決して望みを捨てない男(写真・Getty Images)
決して望みを捨てない男(写真・Getty Images) 【拡大】
東京五輪の日本代表争いの3番手につけている石川遼が、WGC-メキシコ選手権で68位、ホンダクラシックは予選落ちと米ツアー2連戦で大きなチャンスを生かせなかった。

東京五輪の出場資格は、男子は6月22日時点の世界ランキングを基にした五輪ランキングの上位60人。原則各国2人だが、15位以内に入れば各国最大4人まで付与される。

3月2日時点で日本勢1番手の松山英樹は、世界ランキング19位で五輪ランキングは11位。2番手の今平周吾は世界ランキング38位で五輪ランキングは19位。3番手の石川は世界ランキング91位と大きく水をあけられている。現状では世界ランキングで今平を抜かないといけない。

「五輪はすごくいい目標。全米オープンがラストチャンスにできればいいと思う」(石川)

6月18~21日に開催される全米オープン終了後の世界ランキングで五輪代表が決まる。国内開幕は4月のため、石川の次戦は東建ホームメイトカップが濃厚。しかし、開幕までに他のツアーへの出場も模索しているという。残り3カ月。厳しい状況ではあるが、石川にも決して望みがないわけではない。

世界ランキングは過去2年間の出場試合(最大52試合)の1試合あたりの獲得ポイントの平均で順位が決まる。

今平は52試合で平均2.6799。対して石川は46試合で平均1.6017。現時点で単純比較をすると石川が50ポイント獲得すれば肩を並べる位置に浮上できる。石川が出場した米ツアーのホンダクラシックの優勝者のポイントは46で、仮に優勝していたら肉薄できたことになる。

例年、春先の日本ツアーは優勝者には16ポイントが付与される。6月22日までに開催予定は6試合。最低でも3勝程度の成績が求められる。もちろん今平が活躍すれば、さらなる成績が求められるわけだが。

昨年6月末時点で世界ランキング300位だった石川。7月以降、3勝を挙げて一気に3番手に浮上した。昨夏以降同様の成績を残せれば、少ないながらもまだチャンスは残っているといえる。国内でポイントを稼いで、全米オープンで最後のチャンスをものにすれば可能性はある。これまで数々の奇跡を見せてきた石川の残り3カ月の戦いに注目したい。

(本誌・小高拓)
※週刊パーゴルフ2020年3月24日号「芝目八目」より

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