女子ツアーの試合数が減ったことで主催者推薦枠の争奪戦が例年以上に激化!?

貴重な推薦出場の機会がフイになった宮田
貴重な推薦出場の機会がフイになった宮田 【拡大】
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、国内女子ツアーの開幕戦ダイキンオーキッドレディスに続き、第2戦の明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメントも中止に。1月16日に国内で初の感染者が判明してから、まもなく2カ月が経とうとしているが、いまだ収束の兆しは見えておらず、第3戦以降の開催も不透明だ。

この状態が長引いた場合、気になるのはリランキングへの影響。今季前半戦の出場権を持っている選手はまだいいが、主催者推薦枠を駆使してリランキングを目指す選手にとっては深刻な問題だろう。

第1回リランキングが行われるまでに賞金額で上位35位に入ることができれば、後半戦への出場が叶うことから、例年、前半戦に推薦を集める選手が多い。主催者推薦の限度枠は8試合。今回中止になった2試合に推薦出場を予定していた選手はどうなるのか、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の広報担当に問い合わせると、

「推薦をもらっていたとしても、大会そのものが行われなかったので主催者推薦枠への影響はありません。つまりノーカウントになります」とのことだった。

とはいえ、18年にリランキング制度が導入されて以降、限られた推薦枠は年々“争奪戦”が激化。不測の事態である今季は、それにより拍車がかかることが予想される。

昨年のプロテストに合格した宮田成華はQTランク185位で、今季はステップ・アップ・ツアーが主戦場。それでも前半戦に3試合の推薦をもらった。そのうちの1試合が第2戦だったという。

「もともとステップ(・アップ・ツアー)メインでいこうと思っていたのですが、数少ない推薦の試合だったので、正直、試合が中止になってしまったのは痛いです。ステップの開幕前にレギュラーツアーに出て、弾みをつけたいと考えていたので。でも、日本の現状を考えたら今回の決断は仕方のないことだと思うし、万が一を避けるために選手もみんな受け入れていると思います。協会もスポンサーさんも苦渋の決断だったと思うので、一日でも早く収束することを願っています」(宮田)

国内女子ツアーの開幕はいつになるのか。ウイルスという見えない敵を心配することなく、思い切りプレーを楽しめる日常が戻ることを願うばかりだ。

(本誌・島村真理子)
※週刊パーゴルフ2020年3月24日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2020年3月24日号(3月10日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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