JLPGAのホームページは誰のためにあるのか? 昨年の単年度登録選手のプロフィールが見られないぞ!

JLPGAのホームページ。今年からJLPGAのロゴも変更されているのだが、左上のロゴは昨年までのものだ(3月2日現在)。そこからもシステム改修が後手に回っていることがうかがい知れる
JLPGAのホームページ。今年からJLPGAのロゴも変更されているのだが、左上のロゴは昨年までのものだ(3月2日現在)。そこからもシステム改修が後手に回っていることがうかがい知れる 【拡大】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のホームページから昨年の単年度登録選手の名前・プロフィールが削除されていることが、一部のファンやゴルフ関係者の間で話題となっている。

今年からはJLPGAプロテスト合格者のみにツアー参加資格が与えられることになったため、プロテスト未合格のツアー参加希望者が昨年まで申請していた単年度登録選手という制度自体が消滅。それが理由で「(JLPGA)会員・選手」というホームページ上のカテゴリーから選手名が抹消されたのではないか、というわけだ。

ホームページの「会員・選手」ではプロテスト合格者やJLPGA公認ティーチングプロなどの名前が検索できるようになっているが、プロフィールをはじめツアーの戦績・スタッツなども過去にさかのぼって見られるようになっている。それが見られないということは、三浦桃香に代表されるプロテスト未合格の元単年度選手の熱心なファンは、選手のツアーに関する情報を知るすべが奪われることになる。

この点をJLPGAに確認してみると、意外な答えが返ってきた。「『会員・選手』はシステム上、単年度登録選手のみしか掲載できないようになっています」というのだ。つまり単年度登録選手という制度がなくなったため、自動的に表示されなくなったということだ。
人気選手の三浦桃香も、JLPGA公式サイトでは「いなかった」ようになってしまっている(写真・Getty Images)
人気選手の三浦桃香も、JLPGA公式サイトでは「いなかった」ようになってしまっている(写真・Getty Images) 【拡大】
また、「今年からそうしているわけではなく、2003年のシステム導入以来、単年度登録選手としての申請がなかった年は名前が検索できませんでした。この点はシステム上の問題点として以前から指摘を受けている部分ですので、今後の改善していく予定です」(JLPGA)。

JLPGAでは近年、スタッツの詳細データをホームページ上で確認できるようにしたり、ファンサービスに努めている。しかし、この問題以外にもシステムの改修が必要な部分があり、その洗い出しなどに時間がかかっていて、なかなか抜本的なシステム改修には至っていないのが現状だ。

ただ、単年度登録選手もツアーを盛り上げてきたメンバーであることは間違いないこと。各トーナメントの順位表には名前が残っているものの、その他のデータが抹消されてしまうのは、ファンの目線からすれば腑に落ちるものではないはずだ。

イ・ボミが2年連続賞金女王に輝いたときは単年度登録選手だった。もし彼女がそのまま日本ツアーから去ったと仮定したら、システムのせいですべてのプロフィール・戦績・スタッツが見られないことになる。それでも「システムのせいで……」という理由でファンが納得すると思うのだろうか? ホームページはJLPGAのファンのもののはず。早急なシステム改修に期待したい。

(本誌・中澤浩治)
※週刊パーゴルフ2020年3月17日号「芝目八目」より

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