GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第5回 塩見好輝④

「日本オープンの優勝争いで多くを学びシードも獲得! 目標の最終点はマスターズ」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第5回のゲスト、塩見好輝のトークは今回で最終回。あの話が聞けます!

日本オープンの最終日の話をします (塩見)

深堀 好輝の2019年のトピックといえば、アレしかないよね?

塩見 はい、『日本オープンゴルフ選手権』の最終日ですね。

深堀 2位と4打差の単独首位でスタートしたけど、残り5ホールで「+9」と一気にスコアを落として初優勝を逃したじゃない。あの時は好輝が「どこまで耐えられるかな」と思っていた。

塩見 最初のポイントは15番でした。ティショットがフェアウェイのど真ん中に飛んで、残りが100ヤードぐらいだったんです。この時に攻めなければ…と思っちゃったんですね。競技が終わった後、周りからは「守れよ!」と言われました。守るのも攻めと一緒だから…と。でも、あの時はピンしか見えていなくて…それまで100ヤードぐらいをバーディチャンスに付けていましたから。勝手に「狙った方がいい」と判断しちゃいました。その結果無残なことに。

深堀 入れたバンカーも顎が高いしね。でも、あそこに入った時点では、まだトリプルボギーになるとは思っていないよね。次もピンに寄せようと思っていた?

塩見 あの時は「とにかくグリーン上に残ってくれ」と思っていました。ライが左足下がりだったので、ボールを上げづらかったんです。それでフェースを思い切り開いて打ったらソケットらへんに当たってシャンクしました。

深堀 なるほど。でも攻めたのが「塩見好輝」だったんだよね。

残り数ホールで、ゴルフが変わる。まさにゴルフの面白さであり、怖さでもある (深堀)

深堀 あのときはパッティングも凄く入っていたよね。

塩見 確かに面白いぐらい入っていました(笑)。実はパターは、あの試合から使い始めたモデルだったんです。それまでは重たいパターを使用していたのですが「軽くした方がタッチが合いそう」と思って変えました。

深堀 残り4~5ホールで、あんなにゴルフが変わることもある。まさにゴルフの面白さであり、怖さでもあるよね。一度スコアが崩れ始めると本当に止まらなくなる。例えば「トリプルボギーをダブルボギーにしておけば良かった」と思っても、そうはならない。

塩見 はい、それまではガンガン入っていたパターが、打つのさえ怖くなりましたから…。頭の中が真っ白になって、何も考えられない状況でした。ボードを見ながら、勝手に焦っていましたね。それに拍車をかけるようにスコアもドンドン悪くなっていって…。

深堀 やはり、本人が一番悔しいと思うけど…。

塩見 それまで、上であんなに戦えた経験がなかったので、途中で「勝てるかも」と感じたんです。来年は「優勝できるのでは」という考えにもなりました。

2020年は「テレビに映っている選手」になりたい (塩見)

深堀 シードという部分では、2019年は最終戦の『カシオワールドオープン』でチャンスをものにしたよね。スタートの1番から3連続ボギーで苦しい立ちあがりだったけど…。カシオは前半が終わると20分ぐらい休憩があるけど、その時はどんな心境だったの?

塩見 シードのことがチラついていました。それで「まずはイーブンまで戻せればいい」と考えていましたね。

深堀 10番のパー5で3打目を入れて、イーグルを奪い挽回を見せたじゃない。そんなに簡単に入る所ではないと思うんだけど…。

塩見 難しいアプローチだな…と思って「とりあえず寄ればいい」と考えて打ちました。そしたら、入って「まだイケルな」という気持ちになりました。

深堀 その後もすぐ取り返した?

塩見 次のホールがパーで、その後は3連続バーディ、さらに16番でもバーディが取れました。結果的に初日は3アンダーでした。2日目は1バーディ、1ボギーという耐えるゴルフで、長く感じましたね。その日の夜にホテルのレストランへ食事に行ったら、久保谷健一さんがいて「攻めても2mにつけても外したら一緒だから、全部5mから打っている方が後悔しないよ。その方が手も動くしね」と言っていたんです。そういう考え方もあるんだな…と思いました。今は「攻めもあって、久保谷さんの話のような時もあっていい」と思っています。

深堀 これから、深みのあるゴルフに変わっていくと思うな。最後に2020年の目標は?

塩見 常に「テレビに映っている選手」になりたいです。毎回、優勝争いができるような…。目標の最終点はマスターズです。2021年に出場できたら最高ですね。僕なんかが…という気持ちもありますけど。

深堀 口に出さないと届かないから「オレはこれに出たい」「こういう選手になる」というのは言っていくべきだと思う。今回は楽しい話をありがとうございました。

塩見 ありがとうございました!


~次回のゲストは、石川遼が登場します! お楽しみに!!~
■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・塩見好輝/しおみ・こうき
1990年9月4日生まれ、大阪府出身。東北福祉大学で主将を務め、2012年には『全国大学対抗戦』など5つの団体タイトルを獲得。その後、プロデビュー2年目の2014年に初シードを手にするが翌年シード落ち。2020年はシード復帰を果たし、今後の活躍が期待されている。国際スポーツ振興協会所属

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