チャンネル登録数20万人のカリスマ 三觜喜一のユーチューブは、なぜそんなにウケる?

指導現場をそのまま覗いているような臨場感も人気の秘密だろう(YouTube/MITSUHASHI TVより)
指導現場をそのまま覗いているような臨場感も人気の秘密だろう(YouTube/MITSUHASHI TVより) 【拡大】
PGAティーチングプロA級の資格を持ち、ツアープロコーチとしても活躍している三觜喜一が、日本ゴルフジャーナリスト協会(JGJA)制定の「JGJA大賞」を受賞した。

受賞理由はユーチューブの「MITSUHASHI TV」でグローバルスタンダードを追求し、全国のアマチュアゴルファーの悩みを解決するという究極の目標を掲げ、20万人のチャンネル登録者数を獲得したこと。人気の秘密はどこにあるのか。

「僕は世界が取り組んでいるものを、エビデンスに基づいて分かりやすくアウトプットしているだけ」と三觜自身は解説するが、その内容は濃い。ジュニアから辻梨恵らトッププロを育て、今もプロコーチとしてサポートしているその現場が、惜しげもなく配信されているのだ。

アマチュアにとっても参考になるものばかり。三觜自身がプロを教えながら、視聴しているアマチュアに向けて分かりやすく解説してくれている。いわばプロと一緒に三觜のレッスンを受けているような感覚が得られるのだ。

三觜のトーク力について語るとき、外せないのはジュニアレッスンに携わったキャリアの長さだ。26歳にして真鶴ゴルフ練習場と小田原クラウンゴルフで、ジュニアを対象にしたスクールを始めた。一時は40~50人の生徒がいた。だが月謝は5000円とあって、交通費や経費などを除けば月20万円程度の収入にとどまった。

周りからは「大人を教えていればもうかるのに、子供を教えてどうするんだ。馬鹿じゃないのか」といわれたが、「指導を受けられなかったために100を切るまで7年もかかった」という自分の経験をジュニアたちにはさせたくない、という思いが常にあったという。

「自分も子供を教えるのが好きだった。どんどん伸びていくのが見られるのは、それだけで楽しかった。だから一緒に育ってきた感じですね」

小2から高3まで指導した西山美希、幼稚園から小6まで門下生だった林菜乃子らは、三觜のもとを巣立ちプロ入りしている。この後も辻らプロが続々誕生。リオ五輪で体操の代表候補だった高木優奈は小6時に三觜門下となり、昨年はプロとしてステップ・アップ・ツアーで優勝している。「もちろん、教えているプロたちの、パーソナルなファンも多いと思います」と三觜は成功の秘密を解説してくれた。

20年に及ぶジュニアレッスンのキャリアから「専門用語は使わず、比喩を使って小学生に分かるように話すことが身に付いている」(三觜)。その分かりやすさが、視聴者にもウケているのだ。

さらにこう続けた。「実はラジオのアナウンサーから指導も受けているんです。アマチュアにも分かりやすい声質としゃべり方だと、番組を作っているスタッフの方からも褒められることが増えました」と笑った。20万人のチャンネル登録達成は、地道な努力によって成し遂げられたわけだ。

(日本ゴルフジャーナリスト協会会長代行・小川朗)
※週刊パーゴルフ2020年2月18日号「芝目八目」より

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