東北のゴルフ場は例年の3割増し以上!暖冬の影響でゴルフ場はやはりウハウハだった

例年は冬季クローズとなる中峰GC(写真・PGM提供)
例年は冬季クローズとなる中峰GC(写真・PGM提供) 【拡大】
記録的な暖冬が続いている今シーズン。例年の冬よりもラウンド数が増えたというゴルファーも多いのではないだろうか。と思って、ゴルフ場運営の2大グループに問い合わせてみると、やはり大きな売り上げアップがあったようだ。

国内134コースを運営するアコーディア・ゴルフは全国的に営業が好調で、全体で5%程度の売り上げアップ(12月~1月15日現在)。例年、積雪で冬季クローズせざるを得ない石川GC、金沢セントラルCC(以上、石川県)、大新潟CC(営業中は出雲崎Cのみ・新潟県)、フクイCC(福井県)の4コース現時点でも営業を続けている。季節雇用のスタッフが契約期間外のためレストランや浴室をクローズにしているが、それでも平均で1日10組程度の来場があるという。

一方、全国141コースのPGMも全体で5%程度の売上アップ(12月~1月14日現在の実績+1月15~31日の予約)。驚くべきは東北と新潟で運営する9コースの伸び率で、12月は前年比135%(実績)、1月に至っては前年比175%(実績+予約)と、まさにウハウハなのである。

「昨年の台風被害の大きさを考えると浮かれてばかりもいられないのですが、その損失を少しでも補ってくれれば」(同社広報グループ・大嶋智氏)と期待を寄せる。

PGMグループ内で例年12月10日頃から3月初旬までずっとクローズが続くという中峰GC(新潟県)は、積雪ではなく雨でのクローズ等を挟みつつも断続的に営業を続けている。

「レストラン、浴室は使えませんが、それでも『こんな時期にゴルフができるなんて』とか、多少雪が舞っていても『コースに出られるだけでもうれしい』といったお客様の喜びの声をいただきます」(南義宏支配人)

暖かいからか地元の練習場は客入りがよく、ポスターを掲示してもらって営業中であることを周知しているという。

「それを見て練習場からそのまま来場してくださるお客様もいて、非常にやりがいを感じましたね。1日の来場数は土日で10数組、平日は片手で足りるくらいといったところですが、それでも本来売り上げが立たない時期に少しでも実入りがあるのはありがたいですし、それより何より事務作業ばかりの冬場にお客様と接することができることはスタッフのモチベーションアップにもつながっています」(同前)

さっぽろ雪まつりの開催が危ぶまれたり、雪がなくては始まらないスキー場、除雪を冬場の大きな収入源としている建設業者など、雪国の地域経済に深刻な打撃を与えている雪不足。ゴルフ場の好調ぶりはせめてもの救いなのかもしれない。

(本誌・金子信隆)
※週刊パーゴルフ2020年2月4日号「芝目八目」より

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