3人に絞られたかに見えた女子五輪代表争い 河本結、稲見萌寧にもワンチャンスあり!?

河本は持ち前のハングリーさを発揮し、米ツアーでも結果を残せるか
河本は持ち前のハングリーさを発揮し、米ツアーでも結果を残せるか 【拡大】
今年開催される東京五輪だが、女子ゴルフの日本代表争いは激しさを増している。各国から出場できる選手は最大で4人。4人すべてが出場するためには、世界ランキングをベースに算出されるオリンピックランキングで15位以内に入らなければならない。

1月6日現在、発表された世界ランキングは畑岡奈紗が6位、渋野日向子が11位、鈴木は14位。6月29日付けのオリンピックランキングで15位以内に入れば、3人の出場が可能だ。もっとも有利なのは日本ツアーよりもポイントが高い米ツアーを拠点にする畑岡奈紗だろう。

注目は2番手の渋野、3番手の鈴木の争いだ。二人とも今季は日本ツアーを主戦場にするが、主催者推薦で米ツアー出場や出場権を持つ米メジャーには出場を予定しており、序盤での上位成績が世界ランキングに大きく反映される。

三つ巴の争いのようにも見えるが、実はダークホースが潜んでいる。昨季、日本ツアーで賞金ランキング13位の稲見萌寧と昨年の米ツアーファイナルQTを突破した河本結(QT9位タイ)だ。稲見は世界ランキング53位で日本勢4番手。日本ツアーの序盤戦で優勝ができれば、世界ランキングも上がる。河本は昨季、日本ツアー初優勝し賞金ランキング6位と好成績を残した“黄金世代”の一人。日本を発つ前に「東京五輪出場を狙う」と明言しており、気合は十分だ。

世界ランキングは60位で日本勢5番手だが、23日から開幕する今季2戦目のゲインブリッジLPGA・アット・ボカ・リオの予選会に出場するなど、積極的に試合に出場していくつもりだ。いずれにしても代表が決まる6月まで、米ツアーに出場する選手たちの結果が、代表争いに大きく影響するのは間違いない。

仮に河本の場合、米ツアーで優勝すれば一発逆転で五輪出場の可能性もあり得る。ただ、初めての米ツアーで移動距離や言葉の壁など、慣れない環境との戦いも続くため、いかにそれを乗り越えられるのかもポイントになるだろう。それでもチャンスがあるなら、挑戦しない手はない。女子の五輪代表争いは、まだまだ目が離せない。

(本誌・金 明昱)
※週刊パーゴルフ2020年2月4日号「芝目八目」より

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