米ゴルフマガジンの世界トップ100コース最新版が発表 前回から大幅変動の下剋上ランキングになった裏事情とは?

“信頼の置けるランキング”で12ランクもアップした川奈・富士C。国際的に正当な評価を得た!?
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2年に一度発表される、米ゴルフマガジン及び同誌のウェブ版であるゴルフドットコムによる世界トップ100コース。最新の2020-21年版がリリースされた。

早速、上位のコースを見てみると、1位パインバレー、2位サイプレスポイント、3位セントアンドリュース・オールドコースのトップ3は変動なく盤石。その他トップ10には上位の常連コースが名を連ねる。意外なのはオーガスタナショナルが4ランク落ちたことくらいだろうか。

そして気になる日本のコースの順位だが、廣野GCが39位と1ランクアップ、川奈ホテル・富士Cが一気に12ランクアップして56位となった。一方で前回99位にランクインしていた東京GCは圏外に滑り落ちた。ちなみに、廣野が大規模な改造を終えてお披露目されたのは今年の10月だが、世界各地にいるパネリストによる投票は9月。改造への評価は反映されていないため、次回はさらなるアップも期待される。
2020-2021 ゴルフマガジン/ゴルフドットコム世界トップ100コース 主なランキング
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ここで驚くのは川奈の急上昇っぷりだ。特に改造もしていないはずなのに、どうして12ランクも上がったのか? そこにはこんな裏事情があった。現在のトップ100コースのうち93コースをラウンドした経験があり、投票権を持つパネリストにも友人が多い日本ゴルフジャーナリスト協会会員の中村祐治氏はこう語る。

「実は今回、ゴルフマガジンは120人ほどいたパネリストを70人ほどまで減らしているんです。クビになった50人ほどというのは、ゴルフ場側から受けた接待、もっといえば買収の見返りに投票しているという噂があった人物たち。そのせいで過大評価されているコースが以前はあったということです。そうした人物が排除されたこと、また、単純に人数が減ったことで1票の重みが増し、自らの票を慎重に投じることにより、非常に信頼の置けるランキングになったと思います。個人的にはライ(67位/イングランド)、バリーニール(57位/コロラド州)、ウーピーマッチ(98位/ジョージア州)、ロッククリーク(99位/モンタナ州)という私の好きなコースが正当な評価を受けたことがうれしいですね」

そんな中、33ランクもごぼう抜きするサマセットヒルズ(42位)のようなシンデレラコースも登場した。一方でダウン率1位はといえば、あえてコース名はいわないが、某国大統領の名前を冠したゴルフ場が54ランクダウンで100位。果たして以前はどんな酒池肉林の接待が繰り広げられたことやら……。

(本誌・金子信隆)
※週刊パーゴルフ2019年12月17日号「芝目八目」より

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