ついにサブバッグ全面禁止のコースが!ゴルファーにとっては便利でもゴルフ場にとっては厄介者?

ウェッジなどを忘れにくい、雨天でもグリップが濡れないなどメリットは多いが…
ウェッジなどを忘れにくい、雨天でもグリップが濡れないなどメリットは多いが… 【拡大】
グリーン周りで重宝するサブバッグ(ミニスタンドバッグ)。しかし、ゴルフ場からはあまり評判が良くないようだ。以前、小誌でも報じたが、各県のゴルフ場支配人会などで統一ルールを作り、①ゴルフ場は預からず個人管理、②ネームタグをつける、③グリーン上への持ち込み禁止、などをプレーヤーに徹底してもらう、というコースが増えていた。

そこからさらに進んで、栃木県ではクラブハウスおよびゴルフ場への持ち込みを全面的に禁止するコースが現れた。匿名を条件に詳しい話を聞かせてもらったが、やはり第一は「グリーン上に持ち込む人が後を絶たない」という理由。

「当コースではかねてから来場者にお願いしていましたが、なかなか徹底されませんでした。サブバッグをグリーンに立てて置いてしまうと、少なからず芝へのダメージがあります。それが積み重なると、メンテナンス的にもベストなグリーンを来場者に提供できない、ということになってしまいます」とのことだった。

ただ、ゴルフ場の運営的な面もサブバッグ禁止の理由として大きいという。

「サブバッグをカートに引っかけて移動した際に何かにぶつかり破損。それをゴルフ場の責任だとクレームをつける人が少なくありませんでした。またネームタグをつけていなかったお客様が帰りの受け渡しの際に取り違うことも多かったです。これもゴルフ場の管理の責任だと言われる始末。クレームを受ける従業員のストレスもたまり、他の来場者に対するサービスも低下してしまいました」と、内々の事情も語ってくれた。

また、なぜクラブハウスにも持ち込みNGなのかを聞いたところ、「コース内だけNGとすると、スタート前の練習まで使用し、その後ロッカーにしまうことになります。当コースのロッカーは木製なので、サブバッグを入れることで傷がつきやすいという問題が生じます。サブバッグを持ってクラブハウス内を移動することもよろしくないということで館内も禁止にいたしました」とのこと。

なお、サブバッグ禁止後の来場者の反応については、「事情を理解してくれる方のほうが多いですが、中にはそうでない方もいらっしゃいます。予約時点での案内やホームページでの告知など、こちらももっとアナウンスをしなければいけないですね」と話す。

せっかくの便利なサブバッグではあるが、その使い方がマナーに反するものであれば、このゴルフ場のように全面禁止のコースが増えてくるかもしれない。

(本誌・和田泰史)
※週刊パーゴルフ2019年12月17日号「芝目八目」より

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