選手もギャラリーもキャッシュレス!三井住友VISA太平洋マスターズで新たな試み

昨年覇者、額賀辰徳もカードでエントリーフィを支払い(写真・大会提供)
昨年覇者、額賀辰徳もカードでエントリーフィを支払い(写真・大会提供) 【拡大】
ツアー会場にもキャッシュレス化の波が到来した。11月14日から17日まで開催された三井住友VISA太平洋マスターズでは会場でキャッシュレス決済が推奨され、ギャラリーはカードなどで買い物をすると賞品がもらえる引換券をゲットできるなどの特典が。

選手のエントリーフィの支払いも国内男子ツアーでは初となるカード決済が可能に。果てはプレスルームでわれわれメディアが購入する食券までキャッシュレス決済が可能だった。

「選手たちには好評でした。特に海外の選手たちには便利だったみたいですね。今後も全試合でこうして現金かカードかを選べるようになるのが理想だと思います」(日本ゴルフツアー機構広報担当者)

ちなみに欧州ツアーなどではカードで払うのが主流だそうだ。

主催者の三井住友カード・マーケティング統括部部長代理の田中洸輔氏によれば、もちろん同社がキャッシュレス企業ということもあるが、何より「来場いただけるすべての皆様が身軽に楽しんでいただきたい」という思いでこの試みを実施。昨年大会のキャッシュレス決済の割合は全体の25% ほどだったが、今年は50%以上を目標に定めた。まだ実績は出揃っていないが、速報値を見ると、その目標はクリアできそうとのことだ。
会場ではICチップ入りのマーカー型バッジ(チャージ可能)で買い物ができた(撮影協力・エリートグリップ)
会場ではICチップ入りのマーカー型バッジ(チャージ可能)で買い物ができた(撮影協力・エリートグリップ) 【拡大】
抽選所で筆者も少しギャラリーと話したが、「早い」「便利だった」とキャッシュレス決済は好評。場内の多くの店舗は三井住友カードが提携している「Square(スクエア)」のモバイル決済サービスを導入。簡単でスピーディ、に買い物ができる環境となった。

「ツアーを支える飲食などの店舗の皆様からも現金管理よりもオペレーションが楽と評価をいただきました」(田中氏)

現金と違い、数え間違いや受取間違いがないことも業者に好評だという。

選手からギャラリー、事業者にまで評価された今回の試み。今後はトーナメントの「主催者が集まる場などで今回の結果などを共有していきたい」(田中氏)とのことなので、他の会場でもキャッシュレス決済ができる機会が広がるかもしれない。

日本はキャッシュレス化が遅れているとも聞くが、一度この便利さに慣れたら現金を持ちあるくのは億劫になりそう。ギャラリー、選手共にこれは嬉しい変化、身軽に会場に行けそうだ。

(本誌・小路友博)
※週刊パーゴルフ2019年12月10日号「芝目八目」より

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