川村昌弘は欧州シード権獲得 宮里優作、谷原秀人の欧州再参戦は!?

明暗も来季の進路も分かれた欧州組の3人(左から谷原、宮里、川村/ 写真・Getty Images)
明暗も来季の進路も分かれた欧州組の3人(左から谷原、宮里、川村/ 写真・Getty Images) 【拡大】
欧州ツアーは最終戦のDPワールドツアーチャンピオンシップをもってシーズンが終了した。

Qスクールを突破して今年から初参戦した川村昌弘は、ヒーローインディアンオープンで2位に入るなどトップ10入り4回をマークして、上位50人に絞られる最終戦には出場できなかったがレース・トゥ・ドバイ(ポイントランキング)56位でシード権を獲得した。

「コースも選手もレベルが高くて楽しい1年でした。優勝して最終戦に出場するのが目標でしたが、達成できなくて残念です。でも、来年の職場を確保できたのでよかったです。コースや環境に慣れたので来年はがんばります」

1月から始まる来季に目を向けた。

一方ベテラン二人は苦しい1年だった。昨季シード権を獲得した宮里優作は、11試合連続予選落ちを喫するなど、ランキング170位でシード落ち。

「しんどかったですね。うまくいかないし。でも面白いです」

欧州各国でレベルの高い選手や難しいコースで戦う喜びを感じている。来年2月に行われるファイナルQTに出場して欧州再挑戦の道を探る構えだ。

2年連続でシード権を獲得していた谷原秀人は、ランキング156位に終わった。

「欧州の選手は飛んで曲がらない。コースも長いので2打目でロングアイアンを使うことが多い」

欧州で戦うために飛距離アップを目指して今年3月から地面反力など効率のいいスイング作りに取り組んだ。試合を戦いながらのスイング改造は難しいことで成績にはつながらなかった。しかし、「終盤にようやく一つつかんだ」とスイングが身につき始めてアイアンで1番手以上飛ぶ成果を得た。

帰国してダンロップフェニックスに出場したが、「距離が短く感じる」と欧州での慣れと自身の飛距離アップを実感した。来季は日本ツアーを主戦場とするが、「自分がただうまくなりたいだけ。うまくなれば欧州にも行けると思います。行こうと思えば行ける、絶対に」とスイングをさらに磨きをかけたときに、“自然”と欧州再参戦の道が見えてくるという。

宮里も谷原も欧州参戦の大きな理由はレベルの高い舞台で「うまくなりたい」という向上心が大きい。再参戦の道はそれぞれ違うかも知れないが、この二人は世界への道は諦めていない。

(本誌・小高拓)
※週刊パーゴルフ2019年12月10日号「芝目八目」より

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