河本結が米ツアー挑戦を宣言 渋野日向子の控えめな海外志向に変化はあった?

東京五輪代表への一発逆転を懸けて米ツアーに挑戦する河本と、代表レースでは圧倒的に有利な立場の渋野
東京五輪代表への一発逆転を懸けて米ツアーに挑戦する河本と、代表レースでは圧倒的に有利な立場の渋野 【拡大】
今季ツアー1勝の河本結が10月23日から11月2日まで行われる米ツアーの最終予選会に参加する。計8ラウンドに及ぶ長丁場で、前半4ラウンドをノースカロライナ州のパインハーストリゾートNo.6コースで、後半4ラウンドを同No.コースで行う。最終順位45位タイまでが来季の出場権を獲得できる。

河本はスタンレーレディスのプロアマ戦後にメディアに向けて公表したが、その理由については「子どものころからの夢でした。東京五輪に出場するためにも、自分の力で世界ランク15位以内に入ることが必要で、そこを目指してやるのが日本にいるとかなり難しい」と話す。

そのため、国内ツアーは3試合の欠場となるが、東京五輪出場の基準となる世界ランキングを上げるためにも、ポイントの高い米ツアーに挑戦するのは必然だったということだ。

一方で、同年代の渋野日向子はどうか。

渋野は全英女子オープンの優勝で米ツアーの出場権利を手にした。だが、参戦するためには米ツアーメンバー登録が必要で、期限は11月18日(日本時間19日)と迫っている。これについては「来年(米ツアー)のことはまだ考えていません早すぎます」とキッパリ。ただ、将来的には参戦を考えていると付け加えた。

さらに河本が米ツアー最終予選会に出場することを知った上でこう答えていた。

「(河本は)ずっと米国で戦いたいといっていました。なので、驚きはないですね」

あくまでもペースを乱さず、焦らずゆっくりと進んでいくということだろう。渋野のマネジメント会社によれば、「渋野が米ツアーメンバーになると10試合の出場義務が発生し、同週に開催される他国ツアーへの出場制限がかかり、両立は難しい」という。つまり日本ツアーとの両立を考えると、今すぐに登録するのは、体力的にもスケジュール的にも厳しいというわけだ。

ちなみに渋野は全英女子オープンの優勝で同大会には今後10年間出場でき、他のメジャーのANAインスピレーション、全米女子オープン、全米女子プロゴルフ選手権、エビアン選手権には5年間の出場権が与えられている。来年のHSBC女子チャンピオンズにもツアー優勝者の権利で出場が可能。他の米ツアーの試合には主催者推薦での出場も考えられる。

東京五輪の代表が決まるまでは、スポットでの米ツアー参戦が今のところは濃厚だ。河本が見事に米ツアー最終予選会を突破すれば、東京五輪の代表争いはより激しさを増すに違いない。

(本誌・金 明昱)
※週間パーゴルフ2019年11月5日号「芝目八目」より

週間パーゴルフ2019年11月5日号(10月22日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
●女子プロテスト2次が終了 有力選手の和久井麻由が落選したが最終プロテストに進んだ注目選手は?
●新天皇即位の礼で都内は厳戒態勢の今週 ZOZOで来日のタイガーもあおりを受けた?
●河本結が米ツアー挑戦を宣言 渋野日向子の控えめな海外志向に変化はあった?
●片山、小平に次ぐ3人目の下部ツアーアマチュア優勝 金谷拓実の後輩、杉原大河ってどんな選手?
●リッキー・ファウラーがついに結婚!ゴルフ界きってのモテ男を射止めたのは棒高跳び美女

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ