GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第2回 中里光之介①

先輩・石川遼がアマチュア優勝して「自分もやれるはずだ」と、より一層ゴルフと向き合った

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第2回のゲストは、中里光之介です。どんなトークが繰り広げられるでしょうか?

ゴルフをしている同級生がいなくて、先生も理解してくれないと辛いよね(深堀)

深堀 今回のゲストは、中里光之介プロです。光之介はゴルフは何歳頃に始めたの?

中里 10歳からです。両親に練習場へ連れて行ってもらって、いきなりドライバーで打ったら50ヤードくらい飛んだんですよ。その時「こんな楽しいスポーツがあるんだ!」と衝撃を受けました。

深堀 最初は練習に没頭した?

中里 そうですね。楽しくて1日に1000球くらい打ってました。

深堀 光之介は、中学校の途中から杉並学院に編入したんだよね。

中里 最初は公立の学校に通っていたんですが、当時の杉並学院の監督さんから「うちに来ないか」と声を掛けていただいて、中学1年の3学期に編入しました。

深堀 僕も公立中学の出身だけどゴルフをしている同級生は全然いないし、先生も理解してくれないから色々辛かったよ。光之介は、学生時代のゴルフ人生は順調だった?

中里 順調ではないですね。初めて出場したジュニアの試合も衝撃的で…。横尾 要さんがやってた『全国小学校ゴルフ選手権 』という大会でしたが、スコアは107ぐらいだったんです。ところが、ほかの選手は大体72~73…悔しくて泣きながらプレーしていました。

石川 遼先輩がツアーで優勝した時、正直悔しい気持ちがありました(中里)

深堀 (石川)遼の後輩になるんだよね?

中里 はい。僕が中学3年生の時は、遼先輩が高校1年生で杉並学院に入ってきたんです。先輩は入学して1ヵ月後の5月に『マンシングウェアオープンKSBカップ』で優勝ですから…。僕はこの瞬間をテレビで見ていましたが、実はこの大会のマンデートーナメントに一緒に出場していたんです。

深堀 遼が優勝した時は、現実を素直に受け入れられた?

中里 正直、先輩が優勝したことに悔しい気持ちもありました。先輩は、小学校の時からスーパースターだったんです。中学生でもナンバーワンで「この人は絶対プロになる」とは思っていましたが、いきなりツアー優勝ですからね。でも、遼先輩が出来るなら「自分もやれるはずだ」と考えて、より真剣にゴルフと向き合うようになりました。遼さん以外にも薗田峻輔さん、櫻井勝之さん、宇佐美祐樹さんなど先輩達が錚々たるメンバーで、そういう方々との練習も自分のプラスになりましたね。父からも「先輩のプレーを見ておけ」、「どうやってスイングするか教えてもらえ」と言われていました。

深堀 プロ転向を決めたのには、何か理由はあった?

中里 父と考え「プロの試合に出よう」という結論になりました。それで高校1年生の時に、QTに出場したんです。意外とサードまで行けて、最終的には1打差でファイナルに進めなかったんですけど「プロの空気の中で成長していく方がいいんじゃないか」と…。

アジアンツアーに参戦して、日本では考えられない出来事が……(中里)

深堀 プロになってどうだった?

中里 まずは、このゴルフをしていたらダメなんだな…という不安を感じました(笑)。アマチュア時代は目に入っていなかった、OBや池などが見えてきて「どんどんゴルフが小さくなっていくのが怖かった」ですね。しかも、QTを受けると、ジュニアの試合に出場できなくなるため「何で受けたの」と多くの人から言われました。実際、プロになっても出られる試合はありませんし、悩んでいた時に「アジアンツアーへ行った方がいいよ」とアドバイスされたんです。最初に出場したアジアのQTが40位以内で条件をクリアできていたため、2年間アジアンツアーに参戦しました。

深堀 アジアンツアーでは何かエピソードはある?

中里 初戦がミャンマーだったのですが、この時はビックリしましたね。空港に着いたら兵隊がピストルを持っているし、タクシーに乗ったら床が空いていて足がつけない(笑)。さらに、ホテルでは従業員がランドリーを届けに部屋に入ってきた時に、ズボンを無理やり脱がされたんです。どうやら同性愛の人だったみたいで、思わず日本語で「なんでやねん!」と言っちゃいました(笑)。

深堀 光之介の姿を見て「タイプ」と思ったんだろうね(笑)。

中里 その年はインドも行って2日目で食中毒になりました(笑)。ナイフとフォークを拭いたら真っ黒で…新しいのを頼んでも黒いから最後は手で食ったんです(笑)。最初は行くつもりがなかったのですが、市原弘大さんに「アジアを語るならインドに行け!」と言われて行っちゃいました(笑)。

深堀 アジアを回った人は、やっぱり「いい話」を持っているね(笑)。次回は引き続き、光之介にクラブへのこだわりやスイングの話などを聞いていきます。



~ 次回に続く ~

■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・中里光之介/なかざと・こうのすけ
1992年8月16日生まれ、東京都出身。中学1年の途中でゴルフ部のある杉並学院に編入し、高校まで在籍。高校3年時にプロ宣言し、2013年にはアジアンツアーに参戦。現在は国内にて奮闘中で、今後の活躍が期待される若手のひとり。東京ベイ舞浜ホテル所属。

関連記事一覧

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ