契約外プロもこぞってバッグに入れた名器 〈M2〉FWの新品が中古より安く手に入るのはなぜ?

〈M2〉と並び、2012年に発売され“ぶっ飛びFW”ブームに火をつけた〈RBZ(ロケットボールズ)〉も、オリジナルの白から真っ黒に化粧直しして販売されている。こちらは8900円(+税)と、税込みでも1万円を切る、さらなる衝撃価格(画像はテーラーメイド公式オンラインショップ)
〈M2〉と並び、2012年に発売され“ぶっ飛びFW”ブームに火をつけた〈RBZ(ロケットボールズ)〉も、オリジナルの白から真っ黒に化粧直しして販売されている。こちらは8900円(+税)と、税込みでも1万円を切る、さらなる衝撃価格(画像はテーラーメイド公式オンラインショップ) 【拡大】
新製品クラブの情報がゴルフ雑誌等を賑わし始めるこの時期、一方で今年の人気モデルがマークダウンになるのを狙っているゴルファーも多いだろう。万年金欠の記者もその一人。かなり長いこと替えていないFWを新調したいとネットを渉猟していたところ、テーラーメイドの公式オンラインショップで人に話さずにいられない掘り出し物を見つけてしまった。

テーラーメイドはまだ新製品を発表しておらず、よって2019年モデルのマークダウンも始まっていないが、アウトレット品として18年モデルの〈M3〉〈M4〉のFWが1万7000円台からの価格で販売されている。これだけでも相当心を動かされたが、そんな中でも一際目を引いたのが、17年モデルの2代目〈M2〉FWが1万2900円(+税)という目玉価格で掲載されていたことだ。

2シーズン落ちとはいえ、その飛びと寛容性によって多くの契約外プロもバッグに入れていた名器。試しに中古市場での販売価格を調べてみたところ、オリジナルシャフト装着で安くても1万6000円程度で、状態のいいものなら2万円を超えるものもあった。これは目立たぬながらも、かなり戦略的な動きなのでは? テーラーメイド広報にその狙いを聞いてみると、

「自社でオンラインショップを運営しているからできることだとは思いますが、この時代、オンラインショップを持つ他メーカーさんも多いですから、そんなに驚かれるようなことでもないと思います。人気の高かったモデルを低価格でユーザーにお届けしたいというのが狙いといえば狙いでしょうか」

との返事。やはり記者の勘ぐり過ぎか。とはいえ、第三者の意見も聞いてみようということで、元ブリヂストンスポーツ・コミュニケーション部長でクラブの流通に詳しいゴルフジャーナリストの嶋崎平人氏に聞いてみると、こんな見方を示してくれた。

「値付けに関しては当然、中古価格を意識はしてるでしょうね。信頼のおけるブランド品が欲しいけど、最新モデルは高くて手が出ないという人に、テーラーメイドが公式サイトで責任を持って売っている、しかも中古をも下回る低価格というのはかなり魅力だと思います。そうすると“海老で鯛を釣る”じゃないですが、FWは型落ちでもドライバーは新製品を買おうかという人も出てくるかもしれない。そういった狙いもあるんじゃないでしょうか」

狙いがどこにあるにせよ、いいモノが安く手に入るに越したことはない。

(本誌・金子信隆)
※週間パーゴルフ2019年10月1日号「芝目八目」より

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