近い将来、アイアン0本時代がやってくる!? 女子プロのベテラン勢がアイアン2本でプレー

ゴルフ5レディスで練習する前田。この時点ではまだ7番アイアンが入っていたが…
ゴルフ5レディスで練習する前田。この時点ではまだ7番アイアンが入っていたが… 【拡大】
女子プロがフェアウェイウッドやユーティリティを多用してゲームを組み立てていることはよく知られているが、ついにここまできたかと思わせる事例をツアー現場で発見した。

7月からキャディバッグの中に入れるアイアンが8番と9番の2本になったというのは表純子。その表に続き、アイアン2本派のプロが現れた。ツアー2勝の前田陽子だ。以前からピンに頼んでいた7UTが日本女子プロゴルフ選手権の会場に届けられた。これ、実は女性用の〈G Le2ハイブリッド〉。上の番手で愛用する〈G410ハイブリッド〉は6番までしかラインナップされていないため、発売されたばかりのレディースクラブのヘッドに目をつけたというわけだ。

これで前田のクラブセッティングは以下のようになった。ドライバー、4、5、7番ウッド、4、5、6、7番UT、8、9番アイアン、PW、AW、SW、パターの14本だ。

「やっぱりUTのほうが、キャリーが安定するんですよね。しかも弾道が高いので、グリーンに止めやすいメリットがあります」(前田)
「これが前田の使う〈G Le2ハイブリッド〉(写真は5番)。このシリーズは鈴木愛がパターを使って優勝し、話題になったばかり
「これが前田の使う〈G Le2ハイブリッド〉(写真は5番)。このシリーズは鈴木愛がパターを使って優勝し、話題になったばかり 【拡大】
確かに、以前よりもロフトが立ってきたアイアンに比べて、重心位置が低くて深いユーティリティのほうがボールは高く上がりやすい。特に前田のように、ダウンブローに打つのではなく、ボールの横から払うように打つタイプには有効だろう。さらに、ラフから打つときでも、それほどパワーを必要とせず、簡単に出せることも大きい。

「本当は8、9番アイアンもUTに替えたいぐらいなんです」

ドライビングディスタンスが230.47ヤード(85位)という前田だけに、2打目が生命線。やさしくグリーンに止めやすいショートUTは頼もしいアイテムといえる。

もちろん、ショートUTの利点はアベレージゴルファーにも当てはまる。特に、パワーの衰えを感じるシニア層や練習量の少ないゴルファーにとって、ボールが上がって飛距離も安定するクラブは魅力的だし大きな武器になるはずだ。ひょっとしたら、近い将来、アイアン0本なんていう時代が来るかもしれない。

(ゴルフライター・山西英希)
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