GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第1回 星野陸也①

「初優勝の鍵になった10番…劇的なチップインは見えない後押しから生まれた!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第1回のゲストは、星野陸也です。どんなトークが繰り広げられるでしょうか?

優勝する時は何か“きっかけ”があるんだよね(深堀)

深堀 第1回のゲストは注目の若手ゴルファー、星野陸也プロです。陸也はいじられキャラだけど、自分のマインドがあるから強くなる要素を持っていると思う。2018年にプロ初優勝を挙げた時はどうだった?

星野 初優勝までは勝利が遠い感じでしたけど、いざ優勝してみると「あっという間」でした。

深堀 それまでも試合では上位にいて、結果的に初優勝した時のコースはツアーでも屈指の長さ(7,566ヤード、パー71)を誇る富士桜カントリー倶楽部。まさに陸也向きだったと感じるんだよね。飛ばし屋だから15番、17番のパー5も計算できるホールだった思うし、優勝に向けてのバック9に何か想い出はある?

星野 最終日に3打差でハーフターンしたのですが、本当に目前のプレーに集中していたので「後半はどうなるだろう」と少し怖かったですね。実際に、出だしの10番ではドライバーで打ったティショットを左に曲げてしまいました。あのホールは、左サイドにバンカーがありますが、普通に打てば絶対に突き抜けるんですね。しかも、最終日はアドレナリンが出ていて、スプーンで300ヤードぐらい飛んでいましたから…。それなのに何故か林まで届かなかったんです。手前のバンカー左のラフで止まったんですね。この時に「あれっ」と思いました。

深堀 僕でも届く距離だもんね。やっぱり、優勝には何かの“きっかけ”があるんだよ。僕が初優勝したのは1997年の『ジャストシステムKSBオープン』だったんだけど、手前に池があるショートホールで池の淵にボールが止まったんだよね。本当に一転がりで池に落ちる状況。普通なら止まらないはずだけど、まさに勝つための後押しがあった。陸也にも努力の蓄積に加え、目に見えないファンの後押しがあったのかも(笑)。

星野 本当に10番で林に入らなかったのは奇跡的だと思います。そこからグリーン手前まで運んで、アプローチでチップインしたんですから…。あの時は前半の8番でアプローチでショートしたイメージが強く残っていて、本来ならサンドウェッジで打つところを52度を持ったんです。そしたら、意外と手前から登ってなくて(笑)。

深堀 下りの順目で、物凄く速い場所だよね?

星野 完全に騙されました(笑)。それで打って落とし所は完璧だったんですが、強く前に転がって「終わった~」と思った瞬間ピンに当たった。これが奇跡的に入って流れが良くなったんです。

18番は「OBを3回打ったら終わるな」と怖くなりました(星野)

深堀 最終の18番はティショットをスプーンで打ったんだよね。あそこも左右にOBがあって厄介だけど、それは頭にあった?

星野 18番のティに来たら怖くなったんです。「OBを3回打ったら終わるな」と…。ドライバーが持てなくてスプーンで打ったんですが、それでも曲がりました。結果的にはボールが木に当たり、打てる所に飛んだので良かったですけど緊張しましたね。

深堀 仮にもう一度同じシチュエーションで18番のティに立ったらどうする?ドライバーで打つ?

星野 スプーンで打つかも知れません(笑)

戦略を立て、 自分のマネージメント通りに プレーして勝つのが理想です(星野)

深堀 陸也は、美学を追って自分のプレーを貫き勝利を目指すか…それとも優勝を勝ち取るため貪欲に攻めるのか…どっちのタイプ?

星野 戦略を立てながら、スプーンやアイアンを使うのが好きなので、自分のマネージメント通りにプレーして勝つのが理想ですね。

深堀 「ドライバーを持たないといけない空気感」が出る時もあると思うけど、そこで「自分はコレで打つ」と強い意志で臨むことは必要だよね。そういえば、初優勝した後に遼(石川プロ)がサプライズで会いに来たんだよね?

星野 石川遼さんが色々お祝いしてくれたのが凄く嬉しかったですね。「10番は下手だったなー」と言われましたけど(笑)。

深堀 遼のそういう心遣いは嬉しいよね。次回も引き続き、陸也に遼との秘話やプロ転向時のことなどを聞いていきます!

~ 次回に続く ~

■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。フォーラムエンジニアリング所属。

・星野陸也/ほしの・りくや
1996年5月12日生まれ、茨城県出身。2016年にプロへ転向すると、2018年に『フジサンケイクラシック』で日本ツアー初優勝。今年『ダンロップ・スリクソン福島オープン』でツアー2勝目を挙げた、飛距離が魅力の注目の若手プレーヤー。

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