【タイトリスト Tシリーズの解答】アイアンはいつから"飛べばいいクラブ"になった?

グリーンに止める性能が アイアンには必須だ

ゴルフ市場では、超がつくほどストロングロフト化された「ブッ飛び系」と呼ばれるアイアンの人気が高まっている。ある調査によると、アイアンを買い替える人の20~25%が「ブッ飛び系」のアイアンを購入しているというデータもあるそうだ。しかし、ゴルファーのそんなアイアン選びの傾向にタイトリストは警鐘を鳴らす。

「ドライバーに求められるのは飛距離性能。これはプロもアマも変わりません。そしてスコアに直結するウェッジには、正確性やコントロール性が求められています。では、その間にあるアイアンはどうでしょうか。アイアンは、もともとグリーンを正確に狙うためのクラブだったはず。ところが、いつしかドライバーのように飛距離ばかりが追求され、過激なストロングロフト化とシャフトの長尺化によって、ゴルファーにとって打ちづらくて使いづらいクラブになっている。これは、とてもおかしなことなのです」(タイトリスト マーケティング担当/ジョッシュ・ダルギ氏)
(右)アイアンに必要な機能性と3Dコンセプトについて解説するタイトリストのジョッシュ・ダルギ氏。ゴルフクラブのマーケティング・バイスプレジデントを務める (左)タイトリストのアイアン開発ディレクターを務めるマーニー・アイネス氏。Tシリーズでは新しいテクノロジーを投入し、3Dコンセプトに則した進化系アイアンを作り出した
(右)アイアンに必要な機能性と3Dコンセプトについて解説するタイトリストのジョッシュ・ダルギ氏。ゴルフクラブのマーケティング・バイスプレジデントを務める (左)タイトリストのアイアン開発ディレクターを務めるマーニー・アイネス氏。Tシリーズでは新しいテクノロジーを投入し、3Dコンセプトに則した進化系アイアンを作り出した 【拡大】
グリーンを狙って打ち、ボールをグリーン上に運ぶのがアイアン本来の役割。そのために複数の番手が用意され、距離を打ち分けやすいように作られている。ところが、「ブッ飛び系」と呼ばれるアイアンでは、強く前へと飛ぶ球を打つことはできても、必要な弾道の高さが得られないのでグリーンに球を止めることができなくなる。 そのうえライナー弾道では、番手間の飛距離の差を出しづらいのも問題だ。このようなアイアンを使っていては、ゴルファーのスコア向上につながらないというのがタイトリストの強い主張だ。

とはいえ、アイアンでも飛ばしたいというゴルファーも多い。そこで現代のアイアン選びの回答として、タイトリストが新たに作り出したのが新しいTシリーズだ。絶対的にアイアンに必要な性能を新しいコンセプト「3D」として掲げ、それを〈T100〉〈T200〉〈T300〉という3モデルすべてに採用しているのが特徴だ。

スコア向上に貢献するTシリーズの3Dとは?


◆狙ったエリアに止まる縦弾道許容性

番手ごとにボールの落下角度を最適化。ターゲットエリアにピタリと止まるボールを打つことができる

◆左右のバラツキを抑えた横弾道許容性
ミスに対する高い許容性を持ち、あらゆるライからピンに重なる正確無比な方向安定性能を発揮する

◆さらに安定した飛距離性能
ショットごとのキャリー飛距離のバラツキを徹底的に小さくして、番手による飛距離差を均等にする

次ページでは、芝の上からいち早くTシリーズの試打を行い、「3D」を体感したゴルフライターによる各モデルの性能レビューをお届けしよう。

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