日本プロ優勝からツアー再開後も好調維持の石川遼 「五輪出場を意識できる位置まで上げていきたい」

選手会長としては、「選手とJGTOやトーナメント運営サイドとのコミュニケーションを大事したい。選手の声をしっかり青木会長に届けます。それがツアーを盛り上げることにつながる」と語った
選手会長としては、「選手とJGTOやトーナメント運営サイドとのコミュニケーションを大事したい。選手の声をしっかり青木会長に届けます。それがツアーを盛り上げることにつながる」と語った 【拡大】
男子ツアーが6週間のオープンウィークを経て、長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ(8月22~25日)で再開した。ツアー前半戦の最後の試合、日本プロゴルフ選手権大会で劇的な逆転優勝を遂げた石川遼は、この試合でも2日目を終えて首位と好調を維持。

「リセットして、開幕戦を迎える気持ち。優勝争いをするとアドレナリンが出過ぎて、翌週は体が重く飛距離が落ちたりするんです。空いていた約1カ月半は、日に日に緊張感が高まってきて、いいコンディションで後半戦に臨めました」

とはいえ長かった夏休みの間、石川は多忙を極めた。選手会長としてスーツを着て全国を飛び回った。そして自らが立ち上げたフューチャーゴルフツアーや北陸オープンに出場。トレーニングにも励んだという。

「スーツを着ているとき、ゴルフウェアを着ているとき、それぞれで質を高めていきたいと考えています。忙しいといっても、トレーニングは一日24時間のうちの90分で週3回のペース。技術を求めてガムシャラに球を打っていた頃とは違って、体作りをメインにしてきました。試合がない状況でベストな準備はできています」

今の石川にとって、体調を崩してトレーニングできない状況が一番厄介なのだともいっていた。

腰痛で思うように振れない状態になり、体をつくってそこから脱した。そして日本プロゴルフ選手権大会での逆転優勝。だからこそ、この1カ月半の間の体作りは重要だったのだ。

「これからは毎週試合があり、日本オープンやZOZO CHAMPIONSHIPなど大きな試合もあります。東京五輪出場に向けてのステップとして、ワールドランキングを気にすることができるような位置にまで順位を上げていきたいです。今はまだ、気にすることができるポジションにはいません。もう1勝もう1勝と、徐々にやっていきます」

渋野日向子の全英優勝の感想を聞かれて、「人の思いはボールに乗っかる」と答えた石川。石川がボールに乗せた強い思いをしっかりと見届けたいと思った。

(本誌・河合昌浩)
※2019年9月10日号「芝目八目」より

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