プロギア新『egg』のアマ試打レポ。確かにゾッとするドライバー、頭真っ白になるアイアン…

8月1日、プロギアの新しい『egg』の発表会兼試打会が開かれました。『egg』といえば、常識にとらわれることのないブランド。今回は『no limit』をキャッチコピーに、“限界突破”のエッグらしさが追求されていて、思わず絶句してしまいました…(爆)



9月13日発売の『NEW egg』。ドライバーの設計がヤバイ!



筆者 「今回の『egg』は、【ノーリミット=限界突破】がコンセプト。本当、プロギアらしくて攻めまくってますよね。こういうの嫌いじゃないというか、むしろ大好物です」

PCM編集長(以下、P編) 「驚いたよね。ネーミングから『egg 5500(ゴーゴー)』だよ? その5500というのが、左右ヘッド慣性モーメントの高さをイメージさせるし、実際5350g・cm2もあると言うし……。振り切ってきたよね~、さすがegg!」

PCM筒康博(以下、筒) 「いや、慣性モーメント(以下、MOI)も凄いんですけど、村田さん、重心角が37°ですよ? パッと見でも40°近くありますもん、こんなに重心角が大きいヘッドなんて、今まで何百個、何千個とドライバーを見てきましたけど、初めてです……。マルマンの『シャトル』とか、ヤマハ『インプレスUD+2』とか、重心角の大きさを謳うクラブはたくさんありますけど、間違いなく、見たことないレベルです…」

筆者 「でも筒さん、ここまで重心角が大きいと、つかまり過ぎちゃうんじゃないか? そこがすごく心配になりますけど……。オフセットも強いですし……」



筒 「言ってることは分かりますよ。でも、重心角が大きくなると、ヘッドが自然にターンしようとする力が働きやすいわけですから。それに、オフセットが大きいこととも絡みますが、軸線深度がまたヤバイ……。シャフト軸からヘッドの重心までの軸深度が33ミリです。いいですか、33ミリって聞いたことある? 長岡さん?」

P編 「あるわけないだろう。初めてだよ、軸線深度33ミリなんて。この間の『RS RED』の28.5ミリでも驚愕したのに、そこからさらに+5ミリだよ? その分、FP(フェイスプログレッション)が少なくなってる。つまり、シャフト軸よりもフェースが後ろに遅れて付いているようなものだからね。ここまでの深重心ヘッドは正直、見たことがない」


筆者 「つかまりを求めるなら、MOIは邪魔では?」



筆者 「………。でもね、ヘッド計測マニアのお二人だからこそ聞きたいんですが、超【大】重心角、超【深重心】でつかまりを求めるなら、高MOIにする必要ないんじゃないのかな? と。だって、ヘッドが俊敏に動いた方が、ターンさせやすいでしょ? ヘッド挙動が穏やかになる高MOIと、ヘッドのターンしやすさって、ある種、矛盾するというか……。つかまりを求めるなら、素早くターンした方がいいじゃないですか!」

P編 「そんな疑問を抱くのは、君くらいだろ。論より証拠だよ、打てば分かるんだから。じゃあ、筒さんから10.5°のM-40(SR相当)で行ってみよう」

―― パシーン ✕ 30 ――



筆者&P編 「……………………。(呆れてモノが言えない)」

筒 「……………………。(呆れてモノが言えない)」

筆者 「あ、あの……、筒さん。もうちょっと色々やってくれないと、コメントしづらいじゃないですか……」

筒 「分かってますよ、何が言いたいのか。つまり、こういう打った結果じゃなくて、面白くして欲しいんでしょ? いつもみたいに顔芸とか、スベリ芸とか……。でも、面白くないでしょうけど、これがリアルなんですよ…、こうなるとしか言えません!(いつになく真面目)」


P編 「う~~ん、曲がらないね……」



筆者 「ダメだ、筒さんじゃ面白くならない。村田さん、打ってみて!」

―― パシーン✕15 ――

全員 「……………………。(呆れてモノが言えない)」

筆者 「なんでこんなに曲がんないんですか? もう、こうなったら曲げるプロフェッショナルのボクがガチでやってやりますよ! クラブ貸して!」

―― パシーン✕5 ――



筆者 「めっちゃつかまる球も打ち方を間違えると出ますけど、これ、本当にマジで曲がんないですね。それでいて、吹け球も出づらいし、ナニコレ!?」

筒 「これ、インドアのシミュレーションゴルフで打ったからこうなのかなぁ~。つかまえようと思えばいくらでもつかまりますよ。それでいて、つかまりを抑えてストレートも打てる。一番のポイントは、適当に打っても同じタイミングで力を入れずに上げて下ろすだけで、基本曲がりの少ないドローしか出ないことですね。ヘッドの挙動が超安定してます。FWキープ率100%を本気で狙おうと思えば、かなりの人が狙えると思います」

P編 「これだけ重心角が大きいけど、シャフト先端がしっかりだからか、変な球がまったく出ないよね。何も考えずに打って、FWキープしか出来ないよ(ちょっと不満気味)」


筆者 「ここまでカンタンだと、逆に言葉が出ない」



筆者 「………。(長考してしまう)なんか、あまりにもカンタンなドライバーを手にすると、人って黙ってしまうんですね……。プロギアが【ゾッとするほど、やさしい】って言い切る意味がよく分かりました。【ゾッとする】ってこういうことだったのか……。これ、ある意味【カンタン過ぎてつまらない】って、そんなゴルファー感情すら起きるんじゃないか、と心配になるレベルですよ……」

P編 「うん。なんとなく、言いたいことは分かるよ。黙っちゃうというか、言葉が出てこないよね、実際この結果になると。ゴルフ、特にドライバーって少なからずともバクチ要素ってあるじゃない。そういうFWをキープすることに成功した嬉しさを通り越して、呆れてしまったというか……。確かに、限界突破してるよ、コレは…」

筒 「初めて分かったことですけど、重心角大で高MOIで、先端の動きが穏やかなシャフトだと、初めて打つドライバーでも、こうなるんですね~。インパクトミスによる飛距離ロスも少なくて、球もつかまる。勉強になりました!さらに45.25インチのノーマルだけじゃなく、よりミート率の上がる44.25インチの『egg 5500 impact』もありますよ」

筆者 「ちょっと冷静になりましょう。アイアンを打って気分転換でもしますか!」

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