知らぬは恥! 絶対覚えておきたいルール教室 ドライバーの球が上がらないので、弾道調整機能を使用してロフト角を変えた

解答(2)一度でも使用したら失格だが使わなければ失格とはならない

 ラウンド中(プレーの中断中を含む)に、調整可能な機能を使用してクラブの性能特性を故意に変えたクラブで、ストロークを行ってはなりません(規則4ー1a(3)参照)。

 ゴルフクラブには、ロフト角やクラブヘッドの向きを調整できるものも数多くあり、バランスを調整できるもののほか、シャフト自体も専用のレンチを使えば簡単に変えることができます。

 ただし、ゴルフ規則では、ラウンド中にこれらのものを調整して、クラブの性能特性を変えたクラブでストロークを行うことを禁止しています。

 ですから、今回のケースのように、クラブの性能を変えたが、まだ一度もストロークをしていないAに罰がつくことはありませんが、万が一ストロークをしたら、その時点で規則4ー3a(3)により競技失格となります。

 また、新規則では例外が加わり、その内容は次のとおりです。クラブの性能特性が調整できる機能を使用して変えられたが、まだそのクラブがストロークを行うために使用されていない場合、元の位置に戻すための調整できる機能によって、元の位置にできるだけ復元されたときは罰はなく、そのクラブはストロークを行うために使用できる。

 要はクラブのロフト角をラウンド中に変えることは禁止していますが、ストロークのために使用しなければ罰はつかないし、ロフト角を元の角度に戻せば、残りのラウンドでも使用することができる、ということなのです。

※解説部分は原則的に「ゴルフ規則」の表記に準じています
解説・日本プロゴルフ協会(PGA)専門競技委員 飯田雅樹、イラスト・西山幸男
※週刊パーゴルフ(2019年7月2日号)掲載

バックナンバーはコチラ  >>

スペシャル最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ