第1回リランキング実施日が迫る!女たちの椅子取りゲームの行方は!?

少ない試合数で結果を出した金澤(左)。噛み合わなかった三浦〈右〉
少ない試合数で結果を出した金澤(左)。噛み合わなかった三浦〈右〉 【拡大】
昨年から国内女子ツアーで始まったリランキング制度。今年もまもなく第1回リランキングが実施される。ここで今一度、制度をおさらいしておこう。

日本女子ゴルフ協会の規定では、「シーズンの途中にシード選手以外のTP登録者を、賞金ランキング上位順に並び替え(並び替えたリストをリランキングリストという)対象競技から、リランキングリストに基づき出場資格を付与する」とある。

今季は6月のアース・モンダミンカップ、9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの終了後に実施される。いずれも上位35位までに入れば、それ以降の試合に出場することができる。6月7日現在、第1回リランキングまではあと4試合あるが、すでに安全圏に入った者、崖っぷちに立たされている者……状況はさまざまだ。

プロ2年目の金澤志奈は、今季はQTランキング52位と出場できる試合が限られる中、ウェイティングや主催者推薦枠で出場した試合で結果を残した。ほけんの窓口レディース6位タイ、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン7位タイなどで約950万円を稼ぎ、9月までの出場権を手にしている。金澤に話を聞くと、

「出られる試合が限られるので、1試合1試合ちょっとずつでも稼がないといけないと思ってはいたんですけど、ここまで稼げるとは。たくさん推薦もいただき、ここまで来れてよかったです。少し安心しました」

一方、QTランキング6位の資格で前半戦の出場権はあるものの、なかなか結果を出せていないのが三浦桃香だ。これまで13試合に出場しているが、予選を通過したのはわずか3回。三浦に現在の心境を聞いてみた。

「調子は悪くないんですけど、噛み合わないんです。いろいろ試行錯誤はしているんですが。リランキングがダメでもステップ(・アップ・ツアー)に行きます。レギュラーツアーのウェイティングをするつもりもないです。残りの4試合はリランキングを気にせずがんばります」

ちなみに三浦は6月2日現在で93万5000円の63位。昨年の例を見ると35位は374万円余りなので、あと300万円弱の上積みが必要になる。もしそれが叶わない場合、ステップに回れば各競技の優勝者はプロ資格の有無にかかわらずファイナルQTに進出できる。今年からプロテストを通らなければ基本的にはQTにも出場できないが、現在プロ資格のない三浦にも、ステップ優勝は来季のLPGAツアー出場への可能性を広げるわけだ。

まだ安全圏に入っていないリランキングリストの中には、渡邉彩香、表純子、西山ゆかりなど実力者の名前もある。泣いても笑ってもあと4試合。下位の選手がどれだけ上位に食い込めるのか……その行方を見守りたい。

(本誌・島村真理子)
※2019年6月25日号「芝目八目」より

週間パーゴルフ2019年6月25日号(6月11日発売)の芝目八目では、以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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